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子育て2017/06/28

子どもに優しくなりたいすべての人に

元ガミガミママで今は親教育の専門家の生駒です。
「子どもに優しくなりたい」
これは、私のブログ、ホームページの検索ワードで常に上位を占めている言葉です。
今日は「子どもに優しくなりたい」と願うママ達に向けて、自分育てのヒントを、ホームページより抜粋してお届けします。

 

 

「子どもに優しくなりたい」

 

このワードを見るたび、子どもを叱った後、子どもの寝顔を見て思う母の心を象徴している気がしています。
そして、心の中で「ごめんね」と我が子に謝りながら、明日は叱らないぞ!と心に決め、朝を迎える。
でも、目覚めたら優しいママになっていた!なんてことはなく、昨日の反省虚しく、今日も子どもにイライラしている私がいる。

 

 

 

 

どうして親の言うことが聞けないの…
どうしてお友達と仲良く出来ないの…
どうして嘘ばかりつくの…どうして…
もっと自分で考えて行動できる、思いやりのある子になってほしいのに…

 

こんな時、私はどうするべきかを教え、うまく出来るようにアドバイスを送る。それは、親として普通のこと。
私は普通のことをしているのだ。

 

 

私がこの子をダメにしている…

 

それなのに、そんな親の思いに反し、子どもは言うことを聞かず、周囲への問題行動が増えていく…
そして、私は自分を責める。
親業の創始者トマス・ゴードン博士は「親業」の著書の中で、子育てについて、親についてこう言っています。

 

子育ては、世の中でもっとも難しい仕事。
毎年、何百万という新しい父親、母親が生まれ、人間の仕事の中でももっとも難しい仕事につく
<子育て>ほとんど何も出来ない小さな人間の全責任を負い、生産的、協調的で、なにか貢献できる社会人に育てあげる。 これほど困難で、能力や努力を必要とする仕事は他にはない。

 

それにも関わらず、子育てには、他の仕事にあるような研修の場はほとんどない
そして、子どもが問題を起こすと、誰もが親を非難する。
親は非難されるが訓練は受けていない。
親はしろうとである。

 

 

イライラするのはどうしてなの?

 

「どうして…」と親が思う根底には、子どもが損な生き方をしないようにと願う親の「思い」があります。
親がイライラするのは、この「思い」が子どもに届いていないのを感じるからです。
親がそう思うのと同じように、子どもも自分の「思い」が分かってもらえないことでイライラします。
この分かってもらえないイライラは、相手の意見を受け入れない、言われたことだけをする、意地でも相手を従わせるという態度に向かわせます。

 

では、親の「思い」、子どもの「思い」が双方に届くためにはどうしたらいいのでしょうか。

 

 

作るのは子どもとの信頼関係

 

人は、信頼している人の話に耳を傾けるものです。何を考えているのか分からない人ではなく、何を感じ何を思っているのか、ちゃんと真実を話してくれる人。
信頼のおけない人、嫌な人の言うことは、例え正論でも、いえ、正論であればあるほど素直には聞けないものです。
あなたが、子どもとの関係に疑問を抱いたのなら、子どもとの信頼関係が薄くなっているのかもしれません。そんな時は、子どもの行動をあれこれ変えようとするよりも、子どもとの信頼関係を築く努力をすることが、あなたの「思い」を届ける最善の方法です。

 

 

 

「いい親子関係」ってどんなものでしょうか?

 

我慢と忍耐で作られた優しさの上に成り立つものでしょうか?
叱らない、怒鳴らない、波風の立たない関係でしょうか?

 

いいえ、親だって人間です。我慢できないこともある、優しくなれないときもある。
わかっっちゃいるけど自分の感情を抑えきれないときもある。
つまらないことでケンカしちゃうときもある。
「にんげんだもの」

 

トマス・ゴードン博士は「対立は人間関係の真実の瞬間である、対立が何度起こるかではなく、対立をどう解いたかでその後の人間関係が大きく変わる」と言っています。

 

嫌なやつだと思っていたけど、ぶつかり合ったからこそ本音が言えて仲良くなる!なんてこともあるのではないでしょうか。
言い換えれば、この親だったら言っても分かってくれる。この子だったら私のことを分かってくれる。そう思える関係が「いい親子関係」であるといえます。
※何でも話せる事とは違います。

 

 

いい親子関係は信頼で繋がっている

 

この人だったら私を分かってくれる。
そう思えるために必要なのが「信頼」です。信頼するのに年齢も性別も関係ありません。
そして、信頼し合える関係になるためには、どんなに小さな子どもでも、一人の個性ある一人の人と認め、なおかつ、子どもにも、親も人間なんだと分かってもらうことから始まります。
そして、お互いが人間として認め合えたところに「信頼」が生まれます。

 

多くの親が、この「信頼」の薄いところに「こうあるべき」と主張することで、子どもとの対立が起こっています。
子どもに何かさせようとするよりも、「信頼」を作ることで、子どもは親の言葉に耳を傾けようとするものです。

 

親は人生の先輩です。子どもが損な生き方をしないよう、伝えたいことがたくさんあるのではないでしょうか?

 

思いやり、生き方、感じ方、しつけ、社会常識、友達、夫婦、子育て、性の問題、政治。
それらが上手く伝わるためには「信頼」を築くことが不可欠です。

 

そして、親子の間で作られた信頼は
子どもにとって社会に出て行くときの、根拠のない大きな自信になります。

 

「良い親にならなくてもいいんです」
何をやっても優しくなれないと思ったら、やり方を学ぶ事です。
子どもとの「信頼」を作るコミュニケーションの方法と、あなたが子どもから「親も一人の人間なんだ」と分かってもらう自分育ての方法を。

 

 

【プロフィール】
生駒 章子
【肩書き】
親の学校プロジェクト・主宰/ファミリータイズ・代表
【自己紹介】
元ガミガミママで今は親教育の専門家として、埼玉県さいたま市を中心に活動しています。学校での講演も多数。
■ホームページ: https://www.oyagyosaitama.com/
■代表・ブログ:http://ameblo.jp/saitama338/
■メルマガ「親の学校プロジェクト通信♪」 http://mail.os7.biz/m/fQLg
【その他の資格等】
親業訓練インストラクター/ (株)ワーク・ライフバランス認定コンサルタント/埼玉県家庭教育アドバイザー/姿勢教育指導士など

 

 

 

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