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収納・インテリア2016/01/29

小学校高学年の片づけトレーニングは「未来の自分を想像する」

 

こどもが自然とやりたくなる片づけには、ママのちょっとした工夫が必要です。
成長に合わせたアプローチ法を知ることで、ママも楽しく無理なくできそうだと思える

工夫を年齢別にご紹介していますが、今回はそのSTEP3!

 

 

【STEP1】 0~6歳ごろのこどもには・・・「身支度」や「お手伝い」で片づけの基礎力をつける!

 

STEP1の『6歳までの片づけトレーニングに「最初から最後まで」を意識したお手伝いのススメ』

では、好奇心いっぱいの成長期にぜひ教えたい、物事の流れを知るトレーニングをご紹介しました。
片づけとは、モノやコトの流れを仕組み化すること。
その前後の流れを想像できることはとても大切なスキルです。
【STEP2】 小学校低学年のこどもには・・・モノと向き合い、自分にとって価値を考える意識づけ!

 

STEP2『小学校低学年の片づけトレーニングは「モノを仕分ける」習慣づけから』では、

モノに意識を向ける癖をつけ、判断する力をトレーニングするために、

仕分け方スタイルをいくつかご紹介しました。
そこから育つ自分の価値観や自分軸は、片づけにもとても大切です。
そして今回のSTEP3は・・・
【STEP3】 小学校高学年のこどもには・・・自分でできる「片づけの手順」を知り、「判断する力」を鍛える!

 

学校でも家庭でも教えられることが少ない?「片づけの手順」を知ることからはじめます。
片づけには基本の手順があります。

 

【 わける 】 → 【 整理する 】 → 【 続ける 】
「ひとつめの【わける】は、いまあるたくさんのものの中から、大切なものや必要なもの、好きなものを選ぶこと。
2つめの【整理する】は、選んだものを出したりもどしたりしやすいところに置いたりしまったりすること。
最後は、その使いやすくスッキリした状態を「続ける」こと。
この方法は、時間や情報をスッキリさせたいときにも使えます。」
(参考文献:「10歳からはじめるライフオーガナイズ 小学生のための楽しいかたづけ」一般社団法人ライフオーガナイザー協会著、2015、より引用)
この手順はこどものためだけではなく、おとなも同じ。講座や個人相談の方にも、まずは基本の手順に沿って片づけを進めることをおススメしています。
でも、単純に手順を踏めばできるようになるかというと、そうではないのです!それができればいいなら苦労しないよ・・・と思いますよね(笑)

 

じつはその前に、とても大切な準備があります。その準備をしていないことで、片づけられない、片づけが苦手、片づけは面白くない、という結果を生んでしまう大事なことです。それは、

 

「片づけのその先の、未来の自分を想像すること」

 

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片づけの前に、まずは考えることからはじめましょう。
ここで考えるために、ぜひママからこどもに質問するポイントをご紹介しますね。

 

□ 思いどおりに片づいた部屋または空間で、キミは何をしている?何をしたい?
「友達をよんで遊んでる?」「遊びに来た友達が『わあ、かっこいい部屋だね!』と言う?」「『○○ちゃんの部屋みたいにしたい!』って言われたい?」「勉強がスイスイできていい気持ち?」「大好きなレゴの大作を眺める?」「準備もラクラク、忘れ物なしで、いい気分で『いってきます!』?」

 

□ 未来の自分はどんな人?
「何を手に入れる?」「どんなことができるようになりたい?」「どんな勉強をしてみたい?」「どんな仕事をしてみたい?」「みんなにはどんな人って思われたい?」

 

□ 今の自分の部屋または空間は、どんな状態?
「何が見える?」「大好きなやりたいことはできる?」「気持ちいい?」「ここが好き?」「どんなところが嫌い?」「どんなものがたくさんある?」「どんなものが邪魔?」「一番大切なものはどうなってる?」

 

□ 未来の自分になるために、今持ってるものの中でどれが必要?何が似合う?
「未来のかっこいい君にはどんなものが似合う?」「未来の素敵なあなたは、どんな服装?」「やりたいことをどんな部屋でしている?」「未来の自分には何があるといい?」

 

 

こどもには、いきなりこの事前準備と片づけ手順に取り組むのは難しいですから、ぜひママがこの質問を投げかけるインタビュアーになり、一緒に想像してみることがポイントです。
そしてここでは、0~6歳の片づけトレーニングでお伝えした「モノやコトの前後を想像する力」、低学年の片づけトレーニングでお伝えした「仕分けることでモノに意識を向けて判断する力」を練習していると、さらに進めやすくなります。

 

何より、ママがこどもと未来を想像しながらおしゃべりするのは楽しいですよね!
ぜひ、ここは思い切り楽しんでみてほしいところです。
ここが楽しいと、早く片づけたい!早くやりたいことがある!とワクワクするスイッチになります。

 

 

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こうしてこどもがモノと向き合うことを覚え、何度も繰り返すうちに、

同じ作業のなかから少しづつ考える力がついていきます。

 

「これは好きだな。見るだけでなんだか楽しいな。」
「これは毎日使うからここがいいかな。」
「夏しか使わないから、こっちにしまっておこうかな。」
「この洋服は、なんだか気持ちがノらないな。」
「こんな勉強をしているときに、このカッコいい鉛筆を使いたいな。」
「とても大切だから、どうやったらきれいに取っておけるかな。」

 

同じ作業の中でも、こどものアタマはこんな風に小さな変化と成長を遂げています。
そしてそれはやがて、その子の価値観となり、自分軸になるでしょう。
片づけが苦手と感じている人の多くは、自分の価値観や自分軸が明確でないためにやり方が定まらないということも一因というケースが多くあります。
自分の価値観・自分軸をしっかり知ることは、「空間やモノ」の片づけだけではなく「情報」や「時間」を整えるときも、考えたり選択する必要があるときに強い味方になってくれるはずです。

 

 

 

志田ちほ

 

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■マスターライフオーガナイザー

(ライフオーガナイザー入門講座 協会認定講師)

■レジデンシャルオーガナイザー

(新築・リフォーム前オーガナイズ講座 協会認定講師)

■説明力メディエーター

(説明力養成講座 協会認定講師)

■キッズ作文トレーナー

(キッズ作文トレーナー養成・キッズ作文教室講師)

■あおばくらしオーガナイズ主宰

(新築・リフォーム前 収納&動線計画アドバイス)

 

 

あおばくらしオーガナイズHP・講座スケジュール

http://aoba-kurashi.com/organize/

 

 

▼過去の記事

小学校低学年の片づけトレーニングは「モノを仕分ける」習慣づけから

6歳までの片づけトレーニングに「最初から最後まで」を意識したお手伝いのススメ

スイミング更衣室の親子あるある!からの子育て考

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