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収納・インテリア2016/01/14

小学校低学年の片づけトレーニングは「モノを仕分ける」習慣づけから

 

つい、ママがこどもに言ってしまいがちな「片づけなさい!」という言葉。

実はこどもにとっては全く意味のない言葉かもしれません!

 

 

「片づける」という言葉からは、こどもは具体的に何をしたらいいのかわかっていない場合も多いのです。なぜなら、片づけは人それぞれの価値観や習慣やクセによって、やり方が異なるからです。だからママとこどもの間でさえ、「片づける」ことの意味や概念が違って、ゴールの形も変わってきます。

 

 

わからないゴールの形、怒って言われる「片づけなさい」という言葉、ましてママからダメ出しされてしまったりしたら・・・いつしかそれは「めんどくさいもの」と思ってしまいますよね。将来必要な力である整える力、こどもには無理なくできるように教えたいですね。

さらにこどもは、面白くないことは受け付けない生き物!「片づけ」が楽しいことだと思える方法を選びたいものです。

こどもが自然とやりたくなる片づけには、ママのちょっとした工夫が必要です。成長に合わせたアプローチ法を知ることで、ママも楽しく無理なくできそうだと思える工夫をご紹介します。

 

 

【STEP1】 0~6歳ごろのこどもには・・・

「身支度」や「お手伝い」で片づけの基礎力をつける

 

 

【STEP2】 小学校低学年のこどもには・・・

モノと向き合い、自分にとって価値を考える意識づけ

 

 

【STEP3】 小学校高学年のこどもには・・・

自分でできる「片づけの手順」を知り、「判断する力」を鍛える

 

 

STEP1の『6歳までの片づけトレーニングに「最初から最後まで」を意識したお手伝いのススメ』では、好奇心いっぱいの成長期にぜひ教えたい、物事の流れを知るトレーニングをご紹介しました。

片づけとは、モノやコトの流れを仕組み化すること。

その前後の流れを想像できることはとても大切なスキルです。

 

 

今回はその第2弾!

STEP2、小学校低学年のこどもとママ向けの片づけトレーニングとして、ご紹介するのは・・・

 

 

「モノを仕分ける習慣をつける」です。

 

 

我が家の次男は小学校1年生。

幼稚園時代には「身支度」や「お手伝い」を通して、モノを出してから片づけるまでを流れで体験してきました。ある程度、片づけの目的や流れは感じてくれたのではないかと思います。

 

 

でも小学校に入って、少し次男の空間が乱れてきたのです。正確には、モノが増えるペースが速くなってきて、収納がいっぱいになるのが早くなってきました。持ち物の種類が増えて、毎日出入りするものも増えてきたのだと思います。

ここからは、増えるモノの流れをよりスムーズにしなくてはなりません。

 

 

そこで身に付けたいのが、「モノを仕分ける」スキルなのです!

 

 

 

まずは、仕分け方をママが一緒に考えてみたり、どの仕分け方がやりやすいかいろいろ試してみることから始めてみましょう。

 

 

いくつか代表的な仕分けスタイルをご紹介しますね。

 

 

◆使用頻度で仕分ける!

 

 

たとえば、小学校の道具。

「毎日使うモノ」「毎週使うモノ」「毎月使うモノ」「季節によって使うモノ」「1年に一度使うモノ」・・・とわけてから、使用頻度順に配置を考えます。

 

 

◆宝物をさがせ!

 

 

たとえば、おもちゃ。

「おもちゃの宝物ランキング!」

大事な順に1位、2位、3位・・・と決めることも仕分けになります。ランキング順に配置を考え、宝物を飾ったり、大切に収納したり、使いやすい場所を選び、丁寧に扱うことに意識を向けます。

 

 

◆好き?嫌い?で仕分ける!

 

 

たとえば、文房具。

増えてしまいがちなモノとして多いのが鉛筆などの文房具。いるか?いらないか?で仕分けては、まだ使えるから・・・とか、そのうち使うときがあったら・・・などと判断がつきにくいものです。

特に、直感や感情に素直なこどもは、「好きor嫌い」と感情を軸に仕分けていくのが向いています。

 

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仕分け方をいくつかご紹介しましたが、仕分け方はひとつではありません。人によってもモノによっても違いますし、環境にあわせてやり方も変化していくもの。

ここでお伝えしたいのは、毎日入ってくるモノに意識を向ける癖をつけ、判断する力をトレーニングするということです。

いっぱいになってからまとめて・・・とか、片づける時間をとって・・・となると大人でもおっくうにまりますよね。私もそこが悪い癖でしたが、やっぱりあとからはもっとめんどくさいなーって思います(笑)

つまり大人も同じ!モノを無意識に自分のスペースに持ち込んだり置いたりしてしまうその前に!ちょっとその場で、モノに意識を向ける習慣をつけるだけで違ってきます。

こどもには小さいうちにその習慣ができていたら、めんどくさいと思うことなく、片づけに対して気持ちがとっても楽だと思うのです。

 

 

もちろん、いきなりできるようになることが目的ではありません。

これどうしようか・・・とか、今は判断できないね~というものがあってもOK!「保留」とか「迷うモノ」とかという仕分け場所を作りましょう。その後改めてママと一緒に、その行先を考えることも大事な練習になります。

 

 

こうしてこどもがモノと向き合うことを覚え、何度も繰り返すうちに、同じ作業のなかから少しづつ考える力がついていきます。

 

「これは好きじゃないな。」

「これは毎日使うからここがいいかな。」

「夏しか使わないから、こっちにしまっておこうかな。」

 

 

同じ作業の中でも、こどものアタマはこんな風に小さな変化と成長を遂げています。

そしてそれはやがて、その子の価値観となり、自分軸になるでしょう。

片づけが苦手と感じている人の多くは、自分の価値観や自分軸が明確でないためにやり方が定まらないということも一因と言われています。

ですから自分の価値観・自分軸をしっかり知ることは、将来考えたり選択する場面で強い味方になってくれるはずです。

 

20150111コラム志田 1_image

 

ぜひ、片づけたいときは「仕分けてみよう!」からスタートしてみてください。

「仕分けること」ができると、自然と配置や収納方法、出し入れの仕方などが決まってきます。

見えてくる・・・という感じです。

新しいことをスタートする前に、生活のスタイルが変わるときに、少し気持ちが落ち着かないときに、などきっかけを作ってこどもと仕分ける時間をつくってみてくださいね。

 

 

 

志田ちほ

 

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■マスターライフオーガナイザー

(ライフオーガナイザー入門講座 協会認定講師)

■レジデンシャルオーガナイザー

(新築・リフォーム前オーガナイズ講座 協会認定講師)

■説明力メディエーター

(説明力養成講座 協会認定講師)

■キッズ作文トレーナー

(キッズ作文トレーナー養成・キッズ作文教室講師)

■あおばくらしオーガナイズ主宰

(新築・リフォーム前 収納&動線計画アドバイス)

 

 

あおばくらしオーガナイズHP・講座スケジュール

http://aoba-kurashi.com/organize/

 

 

▼過去の記事

6歳までの片づけトレーニングに「最初から最後まで」を意識したお手伝いのススメ

スイミング更衣室の親子あるある!からの子育て考

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