ママハピ

私も日本死ねと言いたかったからこそ今言いたいこと

 

 

こんにちは!ママハピの谷平です。

 

保育園入園ができなかったママさんの「保育園落ちた日本死ね!!!」

 

その後の波紋と影響力が思った以上に出て、声を上げる大切さに
少し勇気をもらった方も多いのではないでしょうか。

 

ちゃんと怒っていいんだ!!って。

 

参考「保育園落ちた日本死ね!!!」

 

 

国会で「出典は誰なんだ?」「本人と話したのか?」などとヤジを飛ばす
議員の方々に、「論点そこじゃないでしょ?」と思った方も多数いらっしゃったかと思います。

 

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私も自営業だったことと起業時は条件が悪くポイントが低いこともあって
認証保育園で妥協して通っていた時期が2年以上ありました。
補助は出ましたが月7万円以上・・・・。。。高すぎ・・・。

(ちなみにあきらめてましたが3年目にして認可には入れました。もちろん認可

でも質が悪いところもあるし認可外でも素晴らしいサービスの所もあります)

 

 

働く意味あんのか?働きながら子育て、幸せにできないじゃん。
と怒っていた一人です。
起業時は最初から良い固定給与ではなかったし、今後の給与の保証も
ないし、本当に投資と思ってこれだけのお金をかけて働く意味あるのか?
だいたい認可保育園入れない。ちょっとしたときに預けられるサービスもない。

認可外保育園では保育士が七夕の短冊に「給与が上がりますように」と書いて

らっしゃりすぐやめちゃったりする。安心して預けられる環境が少ない。。。
会社員続けるべきだったか?いやいや・・・と悲壮感を漂わせていろいろ考えたものです。

ありえない。誰にこの怒りをぶつけていいのだろうか・・・波紋を呼んだ文章を

書かれたママさんと同じような気持ちでした。

 

 

学歴も仕事コミットレベルも年収も、男女という会話すら出ない同じ環境で
仕事をしてきたのに、
あれ?子どもを産んだらすべての制度がいまだ昭和の高度成長を
支えた価値観の「子育ては女性の仕事」という思想のままだった!
ということに私は愕然としたものです。ハシゴはずされたわ!!と思ってしまいました。

 

両立のためちょっと働きたい場合もこれでは赤字なのでだったら働かない方がずっと

わりにあう、という現状があり、

今の環境で結果出せるスーパーウーマンだけが相手にされていて
他はマネジメントめんどくさいから特に考えません、自分次第ですよね、
と片付けられそうなにおいも時々感じました。

 

「なんでこんなに施策が後手後手なのか」ともはや文句を言っていても
仕方ないのでママハピを始めたわけですが、
少しずつ環境整備が進みつつあるとはいえ保育園に入れないことの背景について
よくこんなことが理由だと言われています。

 

・自治体独自の規制やルールが壁になっている
また、行政担当者は待機児童を減らすことが評価に組み込まれていない

 

・保育士不足とその背景の処遇の低さ(保育士給与の全国平均は月20.7万円だそう)
人材の量と質が追いついておらず、受け入れ体制が弱い

 

・保育園を運営している社会福祉法人と行政の癒着
(認可保育園は社福が独占しており競争を恐れて増設にブレーキをかけている構造)

 

・保育所運営のための物件条件が厳しいのでそもそもつくるのも大変

 

 

怒っていた一人だからこそ今いいたいこと。

それはやっぱり今こそ、ママも政治に関心をもって声をあげていかないといけないですね。
高齢者1000万人に3万円配布する3600億円が子育て世代に回されないのは
投票に影響が大きいのはシニアだと思われているから。

 

 

 

ちゃんと声を届ける。できれば愚痴や批判じゃなく提案を。
提案が思いつかなかったら怒りの声だけでももちろんないよりましです。

みんなで声をあげれば少しずつ変わるかもしれません。
心地よいところに逃げて見ないふりしてたり子どもが大きくなるのを待ってては

子どもが大きくなった時にも何も変わってなさそうです。

みんなでちゃんと声をあげましょう。数が多くないと振り向いてもらえませんし^^

行政だって何とかしたいと思ってくださってる危機感ある方もたくさんいるわけですしね。

 

 

自分たちの生活はもちろん、子どもたちの世代につなぐため
にもぜひがんばりましょう。

皆さんの声を届けたいママハピも頑張りますが、どうかお力をお貸しください。

 

 

 

 

(株)ママハピ 代表取締役 谷平 優美

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