お子さまとの食事
どのような時間を過ごしていますか?
子どもは食卓を囲む時間が大好きです。
子どもは食べることも好きですが、家族のことも大好きで、
家族と食卓を囲む時間は子どもにとって、とても楽しい時間です。
今回は保育現場でも実践していた
「家庭でも出来る楽しい食卓の秘訣」を3つお伝えします。
1、食事中は玩具やゲームは片付ける
それくらいわかるよ~と言われてしまいそうですが、食事の環境作りはとても大切です。
玩具やゲームなど楽しいものが身の回りにあると
早く食事を終えて、それらを手に取りたくなりますよね。
中身が見えないboxに入れたり、玩具に布をかけておくだけでも効果があります。
また、おもちゃコーナーに背を向ける位置で食事をするのも良いでしょう。
保育現場でも環境設定はとても大切にしています。
給食に限らず、保育士の話を集中して聞いて欲しい時には子どもたちの視界に
気になるものが入らないように保育士が壁側に座って話すなどの配慮をしていました。
少しの工夫で、子どもの集中力をぐっと高めることができます。
食事の前には片付けをして、食事の環境を整える習慣をつけましょう。
2、箸の持ち方は食事とは別の時間に練習する
食事中に箸の持ち方を教えようと思うママは多いのではないでしょうか。
食事の時間に課題を持ち込んでしまうと、食べることがおろそかになったり
食事を楽しむ気持ちが消えてしまう可能性も。
箸の持ち方は、別の時間に練習することをおすすめします。
例えば、ままごとや豆つかみ。
保育園や幼稚園でも取り入れられており、
遊びのなかで、箸の持ち方や指先の力加減などを学ぶことが出来ます。
ゲーム形式にして親子で一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
3、先回りして褒める
食べる時の姿勢が気になる子には
「左手でお皿を持って食べていて、かっこいい!」
「机にご飯が落ちてない!最後までこぼさずに食べるところが見たいなぁ♡」と
先回りして褒めたり、こうゆう姿が見たいなぁと思うことを伝えたり。
食事が進まない時には
「全部食べてお皿がピカピカになったらママ嬉しいなぁ」と
こうしてくれると嬉しいと思うことを伝えたりします。
子どもはママに褒めてもらえると嬉しいし、ご機嫌なママが大好きです。
ママはこうしてくれたら嬉しい、〇〇ちゃんのこんな姿が見たい!と思うことを
どんどん伝えてあげてください。
認めて褒めてもらえるだけで、子どもはもっと格好よく食べようと思うはずです。
いかがでしたか?
ママとしては、
食べないことや食事のマナーについてついつい口を出してしまいがちですが
出来た時にたっぷりと褒め、プラスの言葉をたくさんかけてあげると
食事=嫌な時間にはなりません。
家族との食卓がより楽しい時間になりますように。
和田梨佐(わだりさ)福岡県福岡市在住
キッズ食育トレーナー/保育士
保育士として保育園に勤め、子どもたちと毎月食育活動を行うなかで
幼児期の子どもたちにとっての食育の大切さを実感する。
保育士を経て、キッズ食育認定トレーナーの資格を取得。
食は命をつなぐものであり、人を幸せにし、人生を楽しく豊かにしてくれるもの。
子どもたちに食べることの楽しさや幸せ、ありがたさを伝えていきたいという
想いから福岡市博多区で【青空キッチン 博多駅南スクール】を開講。
体験レッスン受付中。
ブログ:https://ameblo.jp/xxrisa721xx
インスタグラム:https://www.instagram.com/rwada201901/