ママハピ

こころと体を養う Happy親子薬膳 ~トウモロコシのひげ 捨てないで~

薬膳コンシェルジュの加藤です。梅雨真っ只中、気分もちょっと鬱々としてしまいますね。子供たちは通常通りの学校生活に戻りました。


さてこの季節はとにかくジメジメ、家にも湿気がこもり、体が重だるくないですか?
私は1年の中で6月が1番苦手です。。。しかし薬膳を学んでからは食べるものを選ぶことで体の中の湿気をとったり、気の流れをよくするお茶を飲んだりと、気をつけてきたおかげでなんとなく、いつもより調子がいいです。

 

 


まず食べ物ですが、みなさんよくご存じの食べもの「トウモロコシ」。これが薬膳的にすばらしい食材なんです!トウモロコシは体を温めすぎず、冷えさせすぎず、平性の食材です。熱を取り除き、発熱やのどの渇きにも。利尿作用があり、体のいらない水分を排出させる食材です。スーパーでよく見かけるトウモロコシにこんな素晴らしい力があるなんてびっくりです。さらに、おまけについてくるヒゲ。(南蛮毛)これが、実よりもさらに高いむくみ効果があります。「とうもろこしのヒゲ茶」はよく知られていますね。こちらはヒゲを乾燥したものです

 

 

【ヒゲの活用法】
①スープにそのまま使う
②ご飯を炊くときにみじん切りにしたヒゲを加えて炊く
③ひげつきのトウモロコシをそのまま蒸して、食べる
茶色い部分は捨てて、白くて柔らかい部分を使ってください。

私はトウモロコシが出回るちょっと前にだけ現れるベビーコーンが特に大好きです。
ヒゲも、ふわふわで、蒸しあげたトウモロコシといっしょに食べられます。

 

トウモロコシは、私にはこどもの時に父の実家で、夏休みに頂けるごちそうでした。
もぎたてのトウモロコシ、あの黄色い実をいとこたちと、どれだけ長く手で取れるか競争したものです。なかなか今の子供たちには経験させてあげられませんが、トウモロコシには、幼少時、祖母と笑いながら一緒に食べた甘い記憶が残っています。

 

 

 

 

加藤和歌子 調布市在住。AEAJアロマテラピーインストラクター、ハンドケアセラピスト、アロマブレンドデザイナー
JAMHA メディカルハーブコーディネーター、薬膳コンシェルジュ、アートクレイシルバーインストラクター

 

★出産後の体調不良がきっかけで 自然療法の素晴らしさを学び、アロマ&ハーブ、中医学に目覚め、様々なスクールで学ぶ。調布市内の特養でアロマハンドケア、自宅で「アロマ&薬膳食講座」の開催、活動の幅を広げていこうと現在も勉強中。アロマで「香り」を、ハーブで「色」を 薬膳で「食」を、五感で楽しむワークショップを開催中です。
ブログ https://ameblo.jp/wakatomonanako