ママハピ

こころと体を養う Happy親子薬膳 ~はちみつの力で免疫アップ~

やっと出口が見えてきた自粛生活!

 

まだまだ予断を許さない状況ではありますが、これで気兼ねなくお子さん連れで外出できるな、と思っている方も多いでしょうね。私も気を引き締めつつ、娘と新緑の季節を散歩しようと思います。

 

さて、今回は身近にあるはちみつについてお伝えしたいと思います。

 

ご家庭に1つは常備していると思いますが、はちみつには食べる以外に、実はものすごいパワーが秘められていること、ご存じですか?

 

 

はちみつは世界どこにでもある食材のひとつ。はちみつ療法といって古代エジプトでは軟膏や湿布、飲み薬など薬として利用されてきました。その作用は解毒、止血、鎮静、治癒など多くにわたり、現代医学でも細胞や皮膚など修復を助ける作用があるといわれています。

 

 

 

 

薬膳の世界でも、胃腸の虚弱を補い、肺を潤し、咳をとめます。

便通をよくするので、便秘にもいいとされています。

そしてほどよい甘味が疲労を回復させます。いつもホットケーキに使う以外あまり出番がなかったという方は 下記の使い方を参考にして「1家に1はちみつ」の新たな活用法にチャレンジしてみてください

 

 

 

 

①はちみつうがい…風邪のひきはじめや、外出から戻ったらコップにはちみつ小さじ1を入れた水でうがいをする。はちみつには殺菌力があり、苦いうがい薬が苦手なお子さんにおすすめです。

 

 

②大根飴を作ってシロップにする…大根にはのどの不調や胃腸を整える作用があります。大根はサイコロ状にカットしてはちみつをひたひたに入れたら冷蔵庫に2日ほど保存。大根から出た水をシロップとして飲みます。寝る前など咳がとまらないときに飲んでみてください。

 

 

③ホットミルクにいれる…寒い日のホットミルク、小さいとき飲んだことありませんか?優しい甘さにほっとしたことを覚えています。エネルギー吸収もよく、朝パワーチャージできます

 

 

④傷口に塗る…抗菌作用があるので、治りを早め傷口が残りにくくなります。多少べたべたしますが、軽い傷であれば、患部に塗って絆創膏でとめると次の日に改善されます

 

 

⑤冷蔵庫にハニーウォーター…我が家にはレモンとはちみつ、ちょっとの塩を入れた飲み物を常備しています。レモンのビタミンC、はちみつの果糖、あとミネラルで、お子さんの脱水症状にも使えてとても便利です。スポーツドリンクの代わりにも!

 

 

 

この他、洗顔にはちみつを少し混ぜて使うとお肌がしっとりしますし、ニキビに塗るのもいいですよ。

 

ニュージーランドのマヌカハニーは、強い抗菌作用でその効能が一時ブームになりました。マヌカはやや高額ですが、スーパーにあるはちみつでも日ごろのケアとして十分です。その時は品名に「純粋はちみつ」と表示されているものを購入しましょう。
保存性もあり、1年を通してわたしたちの健康を守っているはちみつ。ぜひ、いろいろ採り入れてみてください。
(1歳未満の赤ちゃんには、乳児ボツリヌス菌の原因となりますので、与えないでください)

 

 

加藤和歌子  薬膳コンシェルジュ
★出産後の体調不良がきっかけで 自然療法の素晴らしさを学び、アロマ&ハーブ、中医学に目覚め、様々なスクールで学ぶ。市内の特養でアロマハンドケア、自宅で「アロマ&薬膳食講座」の開催、活動の幅を広げていこうと現在も勉強中。アロマで「香り」を、ハーブで「色」を 薬膳で「食」を、五感で楽しむワークショップを開催中です。AEAJアロマテラピーインストラクター、ハンドケアセラピスト、アロマブレンドデザイナー、JAMHA メディカルハーブコーディネーターを兼任。
https://ameblo.jp/wakatomonanako/