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こころと体を養う Happy親子薬膳 ~つよい体を作って免疫アップ!~

世界中に広がっている新型コロナウイルス。まだ薬もなく、不安な方も多いかと思います。いまできることは免疫を高めて、規則正しい生活をすること、外出するときはきちんと防御することです。では、免疫とはそもそもなんでしょう?

 

 

「自然免疫」と「獲得免疫」について
免疫とは私たちの身体が「疫を免れるしくみ」のこと。体内外の細菌やウイルスなどの異常を取り除くべく、常に何重もの防御システムが働いているため健康を保てます。免疫には、生まれながら備わっている「自然免疫」と、予防接種をうけることで体内に備わる「獲得免疫」があります。獲得免疫は自然免疫で対応しきれなかった異物により強力な反応を起こして対抗するしくみです。最初に働く自然免疫機能が低下すると獲得免疫が働くまでに重症化することがあるので、ふだんから薬膳やアロマなどを利用して自然免疫の機能を整えたいものです。

 

 

 

では、ふだんの食生活からどのような食べ物を意識して採り入れたら免疫がアップするのでしょうか。腸内に6割以上あるという免疫細胞は、外敵の侵入に備え、多くのバリア機能を備えています。腸内環境をよくする食べ物を意識して食べましょう。

 

 

例えば 納豆、みそ、チーズ、ヨーグルト、ぬか漬け、発芽玄米 などのような発酵食品です。発芽玄米は、十五穀米などの雑穀によく入っていますので、白米に混ぜて食べればお子さんも食べられると思います。あとは、ネギやニンジンなど体を温める野菜を入れた具沢山の豚汁、などはだれでも簡単に作れそうです。タンパク質の吸収をアップするビタミンCも忘れずに。いまならミカンがおすすめです。

 

 

 

薬膳では、免疫を高めるためには「気」を補うことが重要とされています。気とはエネルギーのこと。まずは正気を補う食材を中心に選び、邪気(ここではウイルスのこと)が侵入するのを防ぎましょう。
気を補う食材…米、かぼちゃ、長芋、キャベツ、カリフラワー、しいたけ、鶏むね肉、カツオ、鮭、はちみつ、ナツメ、じゃがいもなど。

 

 

体内に体を守る「正気」があれば「邪気」の侵入ができないと中医学では考えれています。難しく考えずに、ふだんの生活から家族でウイルスを予防しましょう。

 

 


加藤和歌子 調布市在住。AEAJアロマテラピーインストラクター、ハンドケアセラピスト、アロマブレンドデザイナー
JAMHA メディカルハーブコーディネーター、薬膳コンシェルジュ、アートクレイシルバーインストラクター
★出産後の体調不良がきっかけで 自然療法の素晴らしさを学び、アロマ&ハーブ、中医学に目覚め、様々なスクールで学ぶ。調布市内の特養でアロマハンドケア、自宅で「アロマ&薬膳食講座」の開催、活動の幅を広げていこうと現在も勉強中。アロマで「香り」を、ハーブで「色」を 薬膳で「食」を、五感で楽しむワークショップを開催中です。

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薬膳とアロマテラピー、ハーブのワークショップを自宅にて行っています。