ママハピ

「帰る」「帰らない」でモメたときは・・?

こんにちは。

「イライラ」を「ニコニコ」に変える子育てのコツをママ達にお伝えしている、式場敬子(しきばけいこ)です。

 

先日の新聞に、電車が大好きな息子さん(3歳)がお気に入りの踏切でなかなか帰ろうとせず(夕方5時!)、それでも息子さんと目線を合わせて「今も見よう」とされている心温まる記事が載っていました。
「お互いを大好きな思いは同じ」とも書いてあり、「素敵だなぁ・・」と思いました。

 

 

現実、この場にいたら
「今」電車を見ていたい子どもと
「これから先」帰宅してからの食事の準備、夕飯、お風呂、寝かしつけ・・と、分刻みを渡る親とでは
お互いにやりたいことが違っているからモメてしまうことも多々あります。
(私の息子も、電車や働く車が大好きだったので、
公園に行くときにコンクリートミキサー車に出会ってしまうと、ずーーーーーっと見ていて、ついに公園には行けなかったこともありました;;;)

 

「帰るよ」と言って親が帰ることを決めると、子どもに不満が残り(「ヤダー!」と抵抗されることもあるかも;;)
「じゃぁ、あと少しね」と親が譲歩したとしても、親は迫り来る夕陽の中でヤキモキ、イライラ・・・

 

この時考えてみたいのは
親が早く帰って寝かしつけまでの段取りを整えたいのは、規則正しい毎日を送ることで子どもの健康を維持したいから・・
そして子どもは大好きな電車を見たいから。(それだけかな・・)
このお互いの欲求を叶えようとするのであれば
解決策は「帰る」のか「まだ電車を見ている」のかの2択だけではないかもしれません。

 

例えば
・帰宅後の時短の工夫
・電車を動画で撮影して家で見る
・就寝時間だけは死守する(!?)
・次に同じような場面があったときの対策を立てる
他にもあるかもしれません。

 

解決策は子どもも一緒に考えてもらうと、その後お互いに不満が残らないし、楽しい電車をウォッチングタイムになるかもしれませんね。

 

「帰る」「帰らない」などでモメた時は
「なんでそうしたいのか?」に立ち戻ってみると
解決の糸口が見えてくることがあります。

 

理由がわかると、自分の口から出て行く言葉もちがってくるかもしれません。

私はイライラ、セカセカ、ガミガミ母ちゃんだったので、夕方になり、一日の終わりに向けての何とも言えない気持ちのラストスパートを未だに思い出します。

どうぞどのご家庭も秋の夕焼けタイムが笑顔でありますように♪

 

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親業訓練協会シニアインストラクター 式 場 敬 子

□心理カウンセラー
□千葉県教育委員会「生涯学習審議会」「社会教育委員連絡協議会」「みんなで取り組む千葉教育会議」委員
□看護ふれあい学ふれあいコミュニケーションリーダー1級
□教師学インストラクター
□アンガーマネジメント キッズインストラクター
千葉県市川市在住。3児の母。
自分を「良い母」とは思えず、自信が持てなかった育児中に出会った「親業」が、自分の人生の指針となりました。
自らの実体験を基に、親も一人の人間として子どもとどう向き合って行くかを、たくさんの方々に講座や講演会を通してお伝えしています。
同時に、あらゆる人間関係においても活かせるコミュニケーションスキルを、様々な場でお伝えしています。
E-Mail: shikiba@oyagyo.jp
ホームページ: http://www.oyagyo.jp

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