ママハピ

ひとりでいたいの

こんにちは!

創意工夫でがんばっているママ達の応援隊、親業訓練協会シニアインストラクターの式場敬子(しきばけいこ)です。

 

 

子どもと四六時中一緒だと、自分の時間もなかったりしますよね!

(自分の時間があるなんてことも忘れているかもしれません;;)

私は、ほぼ毎日、子どもを寝かせつけ=寝落ちだったので、一体いつになったら「おひとりさま」時間が訪れるのか、それははるか遠くの夢物語?のような気がしていました。

下の子が幼稚園に通いだし、やっと「一人の時間」が出来た時(喜び!)、この本に出合いました。(童話館出版)

 

 

 

 

この中の「「ひとりでいたいの」という物語を読んで

「そう!その通り!」と、とても共感をしたことを覚えています。

 

 

かあさんぶたが何をしても子ども達(こぶたくん達)がからんできて、私だったらキーっとヒステリーになってしまいそうな場面ですが、かあさんぶたは

「ひとりでいたいの」と

リンゴの木の上にとうさんがつくってくれた椅子にこしかけ、こぶたくん達が外でどろあそびをしているのを見ていることにします。

 

 

こぶたくん達が「さびしくない?」

「まださびしくならない?」と聞く場面では

「いいえ。さびしくないわよ。」と答えます。

 

 

やがて、こぶたくんが

「おりてきて、かあさん!」と言う頃には

「いいわよ。わたしもいっしょにいたくなったわ。」と言って

どろだらけのこぶたくん達と一緒にお風呂に入る。

 

 

物語だけを見ると、かあさんぶたがこぶたくん達と一緒にいるのに疲れて、少し離れたところにいることにしたということなのですが

物語の中で

「かあさんは いま、しずかにしていたいの。ひとりでいたいの」

「ひとりで?」と こぶたくん。

「そういうの、すきじゃなかったんじゃない?それじゃ かあさん、さびしくなるよ」

「そんなこと ない」と かあさん。

「そとへいきましょ」

このくだりがとっても好きです。

 

 

自分は少し一人になりたい。それをかなえたい。

でも、子どもにも何かをしたい欲求がある。

じゃあどうする・・?

 

 

かあさんぶたは、お互いが「こうしたい」ということを、どちらも我慢しないでかなえられる方法を見事に見つけていると思いました。

一人でホッとする時間、素敵ですよね。

 

 

 

 

子どものための工夫はたくさんしているママ達です。

自分が居心地よくいられる自分への工夫や

自分が今、どんな気持ちでいるのか、自分を大事にする工夫もとても大切だと私は思っています。

 

 

健康で、お子さんと過ごされますよう、心より祈っています。

 

 

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親業訓練協会シニアインストラクター 式 場 敬 子

□心理カウンセラー
□千葉県教育委員会「生涯学習審議会」「社会教育委員連絡協議会」「みんなで取り組む千葉教育会議」委員
□看護ふれあい学ふれあいコミュニケーションリーダー1級
□教師学インストラクター
□アンガーマネジメント キッズインストラクター
千葉県市川市在住。3児の母。
自分を「良い母」とは思えず、自信が持てなかった育児中に出会った「親業」が、自分の人生の指針となりました。
自らの実体験を基に、親も一人の人間として子どもとどう向き合って行くかを、たくさんの方々に講座や講演会を通してお伝えしています。
同時に、あらゆる人間関係においても活かせるコミュニケーションスキルを、様々な場でお伝えしています。
E-Mail: shikiba@oyagyo.jp
ホームページ: www.oyagyo.jp
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