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【ママのための英語・TOEIC】英単語をするっと暗記するコツ

こんにちは。

 

くまた英語の加藤じゅんこです。

 

今回は英語勉強で避けられない英単語の暗記についてお伝えしますね。

 

時々「もう若くないから英単語の暗記なんてムリ」とおっしゃる方にお会いしますが、そんなふうにあきらめては、もったいないです!!

 

というのも、英単語の暗記には記憶力はそれほど必要ないからです。

 

 

私たちの脳の仕組みを上手に使って、英単語も、他のことも、するっと覚えてしまいましょう。

 

 

英単語が得意な人と苦手な人の違い

 

 

英単語暗記が大好きな人ってまずいませんが、英単語暗記が得意な人はいます。

 

反対に、英単語の暗記が苦手な人もいます。

 

得意な人は覚えるのも早いし、そしてあまり忘れない上、覚えた英単語を使いまわすのが上手です。

 

一方苦手な人は、覚えるのに時間がかかる上、すぐに忘れてしまいます。

 

また英単語暗記が苦手な人は英語と日本語を1対1で覚えようとしがちであるため、覚えた英単語の応用使いも苦手であったりします。

 

つまり英単語の暗記が苦手だと、英語を読む上でも話す上でも不利になってしまうのです。

 

英単語、ぜひ上手に覚えていきたいですよね。

 

ここでひとつ、お伝えしたいポイントがあります。

 

実は英単語暗記が得意な人と苦手な人を分けるのは暗記力ではありません。

 

英単語の暗記で大切なのは「覚え方」なのです。

 

つまり覚え方が分かれば誰でも「英単語暗記が得意な人」になれちゃうってことですね。

 

ではどんなふうに覚えたらよいのか、詳しく説明していきますね。

 

 

英単語が得意な人の英単語暗記方法

 

 

英単語が得意な人は、単語を覚えるときに「関連するもの」を見つけてきます。

 

たとえば語源とか、関連語句とか、あるいはダジャレとかですね。

 

この関連するものをイメージに変えて、頭の中にいれていくのです。

 

言葉だけで説明すると分かりにくいので、関連性を使った強力な暗記方法の例を紹介しますね。

 

今回例として紹介したいのはlamentable(意味:嘆かわしい・悲しい)という英単語の覚え方です。

 

普通に覚えただけでは、すぐ忘れてしまいそうですよね。

 

ですがこの英単語を覚える時に、”lamentable”というスペルから出来るイメージを使って

 

lamentable=ラーメンタベル

 

と覚えたら、どうでしょう?

 

大分強いイメージになりませんか?

 

さらにこの英単語の意味「悲しい」を加えて「悲しくラーメンを食べる」というイメージを作ってみましょう。

 

なんだか夜中に勉強しながら、悲しくラーメンをすする受験生の姿が浮かんできませんか?

 

 

ここまでもってこれたら、この英単語の記憶はかなり強力に頭にインプットされているはずです。

 

 

関連性とイメージを使うとなぜ記憶に残るの?

 

 

関連性とイメージを使った英単語暗記の威力、感じていただけましたか?

 

暗記が得意と言われている人は、実はこんなふうに物を覚えています。

 

全米記憶力選手権(USA Memory Championship)で4回もの優勝経験があるネルソン・デリスさんという人がいるのですが、彼も「関連性」と「イメージ」を使って暗記していることをインタビューで明かしています。

 

画像参照元Wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Nelson_Dellis

 

ちなみにデリスさんは、5分間に300以上の数字を覚えることができちゃいます!

 

スポーツが大好きなデリスさんは多くのスポーツ選手の背番号を記憶しており、この情報を数字の暗記に活用しているそうです。

 

ではなぜこの「関連性」と「イメージ」を使った暗記方法が強力なのかというと、実は、私たちの脳は、必要な情報しか記憶に残そうとしてくれないからです。

 

色々なものを覚えておこうとすると、それだけ多くのエネルギーが必要になり、生存に不利になってしまいます。

 

そこで、一度会っただけの人の顔や名前、そして英単語など、生きる上でさほど重要とは思われないことはすぐ忘れちゃうように出来ているのです。

 

生存の上では便利ながら、英単語を覚える上では不便な仕組みですよね^^;

 

物を覚えるには、この仕組みをかいくぐる必要があります。

 

具体的な方法としては、覚えたいものを既に記憶にあるものと「関連」づけてあげることで、脳に「これは必要な情報だよ」と伝えてあげることができるのです。

 

この時に、この情報を「イメージ」にしておくと、左脳だけではなく右脳も発動させることができるために脳全体で記憶にとどめておくことができるのです。

 

 

イメージで覚えると応用もしやすい

 

 

このように英単語をイメージで覚えると「覚えやすく」「忘れにくい」だけでなく、英語を話したり書いたりするときにも有利です。

 

というのも覚えた英単語を色々な形で応用使いすることができるからです。

 

たとえば学生時代、developという英単語を「開発する」というふうに覚えてきませんでしたか?

 

日本語で「開発する」というと「都市開発」みたいな固いイメージになりますよね。

 

ですがこの英単語はもっと広範囲に活用することができます。

 

developをイメージにすると、こんな感じです。

 

この単語を使うと、次のような表現を作ることができます。

 

 

~☆彡☆☆~☆彡☆☆~☆彡☆☆~☆彡☆☆~

 

★She’s developed some very strange habits lately.

彼女は最近とっても奇妙な習慣を身につけました。

 

★You have to develop new skills.

あなたは新しいスキルを磨かなくちゃいけない。

 

★George develops an interest in this kind of problem.

ジョージはこうした問題に関心を深めている。

 

~☆彡☆☆~☆彡☆☆~☆彡☆☆~☆彡☆☆~

 

 

習慣やスキルや関心を身につけたり、伸ばすときにも、developを使えちゃうのです。

 

このように文字情報だけでなくイメージで覚えておくと、覚えた英単語を色々な形で使えるようになっていきますよ。

 

そして英単語を使いまわせるようになれば、結果的に少ない英単語で言いたいことを表現できるようにもなります。

 

 

まとめ

 

 

今回は英単語の暗記方法を紹介しました。

 

 

 

英単語を暗記するときは

 

■覚えたい単語を今までしっているものと関連づける

 

■それをイメージに変えて覚える

 

こうすると覚えやすく忘れにくい上、話す、書くといったアウトプットの時にも使いまわすことができる。

 

 

 

今回ご紹介した暗記方法、英単語以外にも色々なところで使えるので、ぜひ試してみてくださいね^^

 

それでは今回はこのへんで。

 

また次回お会いしましょう。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

※今回紹介したlamentableの覚え方はTwitterの投稿にあったものを使わせていただきました。

 

元々の投稿も含め、英単語の暗記についてもっと詳しく知りたい方は、くまた英語の記事を読んでみてくださいね。

 

関連するものを見つけられない時の覚え方なども紹介しています。

 

 

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本記事執筆者:加藤 じゅんこ

合同会社クリエイトモア代表

次女出産後に死を意識したことがきっかけで、独学で英語をやり直す。TOEIC960点・英検1級を取得して独立。英語講師と海外企業の日本窓口に。

【NHK基礎英語2】にインタビュー記事掲載される。信念は「英語で働き方は変わる!」

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