こんにちは。
ママとパパを身近で応援~子ある日和です。
ベテラン保育士さんに聞く、ママのための育児アドバイス」今日のテーマはテレビです。
子どもがずっとテレビを見ているというのはあまり好ましくありません。
それは分かっていても現実は、考え通りにいきませんよね。
そんな状況をどのように打破すべきなのでしょうか?
「子どもがテレビばかり見ています。テレビを消すとかまってちゃんになり困っています。」
テレビが消えるとかまってちゃんになるということは、テレビ以外にお家の中で興味を惹かれるものが少ないということです。
ですから、構ってほしいという欲求になるのです。おもちゃに夢中であれば、大人なんて見向きもしません。
お家にどんなおもちゃがありますか?お子さんの成長にあったおもちゃがあるでしょうか?
おもちゃはお子さんの成長の少し先のことが出来るものがいいでしょう。できそうでできないという状況が子どもの集中力を最大限に掻き立てます。一度おもちゃを再確認してみてください。
「テレビを消すと子どもの相手で家事ができない・・・」
お母さんが大好きですから、どうしても構ってほしくなってしまうんですよね。原因は2つほど考えられます。
おもちゃに興味がない
成長にあったおもちゃを用意することで改善されますね。
新たに買うとなるとコストもかかりますので、手作りできるものや100円均一で間に合うものなどを工夫するといいですよ。
構ってほしいという欲求が満たされていない
1日に1度でもゆっくりとお子さんにかまってあげていますか?1人で楽しく遊んでいるから子どもは満たされていると思っては大間違いです。
子どもはいつもお母さんにかまってほしいのですが、忙しいお母さんの姿を見て我慢していることがほとんどです。
その感情が満たされることなく過ごすと、どんどんと心の中でたまっていって爆発してしまいますよ。
1日に10分でもかまいません。しっかりくっついて関わって1対1の時間を作ってあげてください。
「あとでね」と毎回、子どもの気持ちを後回しにしてはいけませんよ。
「子ども向けでないテレビをつける主人に困っています。いい説得方法をおしえて!!」
子どもはテレビの影響を大きく受けます。現に3歳までは脳の発達に大きな影響を与えるため、テレビは控えるようにということも言われます。
3歳を過ぎてくると、今度は内容を理解するようになってきます。子どもは見たことを自分で経験して、知識として取り入れていくのです。
対戦物を見ると、子ども同士で戦いごっこをはじめます。サスペンスなどを見ている子どもはままごと中に「この子、死んだ」なんて事を口にしたりします。
そんな子どもに育って欲しくないですよね。子どもの頃には他にもっと覚えてもらいたいことがあるはずです。
旦那さんには「子どもは見たことを自分自身で経験しようとする」ということを深く伝えてあげてください。エピソードも加えるとより効果的かもしれませんね。
まとめ
子どものテレビの関係は難しいものがあります。
時間を区切って、良いものだけを与えてあげてくださいね。
出典:子ある日和
「子ある日和」はママやパパに元気に育児してもらうことを目標に、子育てにまつわる記事を毎日配信中のWebサイトです。
子育てのあるあるや、役に立つコラムなど、ママ編集長を中心にライター・スタッフともに子育てに奮闘しながら作っています。是非のぞいてみてくださいね!