ママハピ

熱中症予防にもピッタリ!親子で作れる「冷やしみそ汁」でかんたん朝ごはん

暑い日の朝ごはんにオススメの「冷やしみそ汁」

 

8月7日の立秋を境に、暦の上では「秋」となりますが、

まだまだ厳しい暑さが続きますね。

 

夏の疲れも出始めて、食欲が落ちたり、

食事の準備がおっくうになったりすることもあるかもしれません。

 

そんな日でも、火を使わずに作れる「冷やしみそ汁」なら、

小さなお子さんといっしょに楽しみながら、

朝ごはんづくりができます!

 

 

 

 

どうして「冷やしみそ汁」がいいの?

 

みそ汁は体液と塩分濃度が近いので、

汗として排出される水分と塩分の補給ができ、

熱中症予防に最適です。

 

また、みそ汁の具にわかめ、あおさなどの海藻を加えることで、

不足しがちなミネラルを補給できます。

 

 

熱々のみそ汁はとってもおいしいのですが、

暑い日には食べづらい場合もあります。

 

冷たいみそ汁なら、冷ます時間も不要でゴクゴク飲めるので、

子どもでも食がすすみます。

 

そして、この「冷やしみそ汁」に、ごはんやおにぎりを加えれば、

かんたん朝ごはんの出来上がりです!

 

 

 

 

「冷やしみそ汁」のかんたん3ステップレシピ(1杯分)

 

・水 150cc
・みそ 15g
・煮干し粉 1g(かつお粉でもOK)
・わかめ、あおさなどの乾燥海藻 1~2つまみ
・その他(乾燥野菜・豆腐・高野豆腐・麩・刻みネギ など、お好みで)

 

※みそは、種類によって分量が異なります。お好みの量でOKです。

 

①お椀に煮干し粉、みそを入れ、箸やスプーンですり混ぜる。

②水を分量の1/3ほど加え、みそをよく溶かす。

③残りの水を加えてよく混ぜ、わかめなどの具を入れる。

 

 

水は、一度に全部入れるとみそが溶きづらいです。

 

少量の水でポタージュ状に溶かした後に残りの水を加えたほうが、

出来上がるまでの時間が短くて済みます。

 

前日の夕食時にみそ汁を多めに作り、鍋ごと冷蔵庫に入れておき、

翌日そのまま食べるのももちろんOKです。

 

その場合は、食中毒予防のため、

前日の食べ残しは鍋に戻さないようにしてください。

 

 

 

保育園児でもできる!台所仕事の第一歩

 

わが家の2歳の次女は、この「冷やしみそ汁」を自分で作って食べています。

 

初めは、「こぼさないようにそーっと混ぜる」の力加減が難しいのですが、

繰り返し作っていくことで、ひとりでも上手に混ぜられるようになってきます。

 

 

みそ汁の具は、乾燥のものを中心にいくつか用意しておき、

自分で好きなものを選んで入れています。

 

その日の気分によって、自分好みのおみそ汁を作ることができます。

 

家族の分も作ってくれた日は、いっしょに食べながら、

「〇〇ちゃんのつくったおみそ汁、おいしいね!

作ってくれて、ありがとう!」と声かけをしています。

 

それにより、次女は達成感を味わうことができ、

ごきげんで登園してくれるので、とても助かっています。

 

忙しい朝がグンと楽になる「冷やしみそ汁」、

ぜひご家庭でも取り入れてみてくださいね!

 

 

 

 

キッズ食育トレーナー・管理栄養士
久留 裕美子

 

埼玉県戸田市在住
子ども4人(小2・年長・2歳・0歳2ヶ月)の母。

 

小学校の栄養士として13年間勤務し、
学校給食の献立作成等だけでなく、 食育の授業にも積極的に取り組む。

 

幼いころからの子どもへの食育の大切さを感じるとともに、
その保護者世代の食への意識を高めることも必要だと考えるようになる。

 

現在、離乳食や幼児食で悩むママたちに対して、一般論ではなく、
「今の、この子」に必要な情報や対応策をお伝えすることによって、
ママの心を軽くする離乳食・幼児食に関する講座や個別相談を行っている。

 

◆ブログ  http://ameblo.jp/sorairo- yumiko/

 

(社)キッズ食育協会について詳しく知りたい方は
HPまで・・・http://kids-shokuiku.jp/