こんにちは。
東京自由が丘の花雑貨アトリエ
「花と香りとお気にいり」です。
今回のテーマは、
~フューネラルフラワー~
フューネラルフラワーと聞くと、
何かお花の名前かな?と思いますが、
英語でfuneral=お葬式のflowerで、仏花や供花のことなのです。
暑い日々が続く夏の時期は、
生花はすぐに枯れてしまい、水替えも大変。
また今まではお庭のお花を挿していた方も、
高齢により段々と難しくなってきたり。
でも枯れないお花のプリザーブドフラワーや
造花のアーティフィシャルフラワーなら、
気温に関係なく綺麗な色が続きます。
お手入れも、たまにホコリを払う程度でいたって簡単。
お仏壇を守られている方にとっては、
旅行などの長期不在中の、
お花があっても無くても心配だった悩みが無くなります。
私の両方の実家は、
私がプリザーブドフラワーを始めた頃からのお得意様。
「これお仏壇にいいわ」と、季節を問わず飾っています。
思えばかなり先取りな母たち。
皆同じ悩みを抱えていたのでしょうね。
最近は伝統的な菊などを使ったものだけでなく、
故人が生前お好きだったお花や色、
飾る方のお好みのお花やスタイルへと
変わってきているようです。
関東のお盆は7月に終わりましたが、
地方によってはこれからですね。
ご実家に帰省はできないけれど、
何かご挨拶を送りたいと考え中の方は、
フューネラルフラワーがいいかもしれません。
ママハピ会員様には新米ママさんも多いかと思うので、
一応注意点として挙げておくと、
お供え花として向かないお花を、知っておくことです。
代表的なものとしては、
バラ-トゲがある
ユリ-匂いが強い(匂いが弱いものは使用可)
スズランやスイセン-毒を持っている
もし伝統を守るコンサバなご両親(特に義理の)でしたら、
最初は無難にお供え花として作られた、
菊で構成されたアレンジメントをお薦めします。
そして一応本物のプリザーブドフラワーで作られたものを。
-最近の造花は美しいのですが、ご年配の方にはまだまだ抵抗があるようです。
その様子を見て、次からはお好みを伺ってみたり、
お花が無い時のお助け花として、
保管もしやすい造花で作られたものなどに移行してゆく感じで。
必要とされているスタイルを選んで、
お盆やお正月、お彼岸や命日など、
年に一度でもいいので決まった時期にお届けすると、
「この嫁気が利く!」と評価が上がること間違いなしです。
地方やお家によっても違いがありますし、
普段の行動と違って、ここだけは「しきたり」を守る、
とのお家もありますので、
その辺りは、調査を怠らないようお気をつけくださいね。
色々と戸惑いも多いフューネラルフラワーではございますが、
最低限の基本を知っていて、
故人やその近しい方たちを思いやる気持ちが込められていれば、
その思いは届きますので恐がることはありません。
アトリエでもフューネラルフラワーは、
ご相談の多いアレンジメントです。
お盆だけでなく、悲報を後から知った場合や一周忌に合わせて。
またペットさんを亡くされた方へのお悔みなども。
用途も様々なので、
オーダーメイドでそれぞれに適した形で
お作りしております。
お供えなどで気にかかっていることがございましたら、
お気軽にご相談くださいね。
花と香りとお気にいり
小池貴子
◆お知らせ◆
POP-UP STOREを出店いたします
8/16(月)~28(土) *8/18(水)は休館日です。
東急百貨店たまプラーザ店1階
ウエストコート にて
6月に続き再出店いたします。
今回は残暑を楽しむホワイトフラワーと、
秋支度のアレンジメントをご用意いたしました。
ワークショップも開催いたします。
お近くの方は是非いらしてくださいね。
東急百貨店たまプラーザ店 HPはこちらから
*営業時間が変更されています。ご確認してからお出掛けください。
~プロフィール~
お花とインテリアと旅行が好きで、いつか雑貨店を開きたいと夢半ばです。
2011年より委託販売や催事出店を始め、
自宅サロンでプリザーブドフラワー教室を主宰していました。
2020年に東京都チャレンジショップという助成制度を利用して、
1年間自由が丘に出店。
現在も自由が丘にアトリエショップとして拠点を置き、活動中です。
アトリエでは火・水曜日をlesson dayとして体験レッスン(予約制)を開催中。
気晴らししたい時にでもいらしてくださいね。
【体験レッスン】はこちら↓
グリーンハンギング(アーティフィシャルフラワー)
お問合せ・お申込みはこちらのフォームからどうぞ。
HP:https://www.hanato-kaorito.com/