ママハピ

「子どもの権利を考える」

こんにちは!
チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

 

最近、「子どもの手続き代理人」という言葉を耳にしました。

 

私は、常々子どもの権利は守られているとお話しをしておりますが、それはつまり、子どもを小さい時から一人の人として扱うことの大切さ、とも言えるのかもしれません。

 

 

「子どもの手続き代理人」の役割とは、両親の離婚など止むを得ない家庭の事情で子どもたちが選択を迫られた時、父親母親どちらが良いかを親が決めるのではなく、どちらといるのが良いかを子どもが相談をしながら決める、その相談相手の大人のことを言うようです。

 

もちろんそれは、弁護士の資格を持つなど色々な条件がないとできないお仕事のようですが、まさに子どもの権利が守られている仕組みだと思うのです。

 

 

 

 

子どもは、自分で選択をする権利があるのに、(もちろん良かれと思ってですが)周りにいる大人目線で決めてしまうことが多く、思うように意見を言えなかったり選べる状況になかったりということが多いのではと思います。

 

そのようなことがないように、周りの大人が意識して子どもの気持ちを守り、きちんと向き合ってあげることが必要なのだと思います。

 

 

一方で、やはりその子どもも自分の思っていることや考えていることを、きちんと言葉にできるかどうかということが、とても重要になってきます。

 

自分の思っていることを言えるということが、つまりは選択をする権利が持てる、ということにもなります。

 

もちろん、子どもの選択を全て受け入れるというわけにもいかないこともあるでしょうし、それが必ず正しいというわけではないと思いますが、周りの大人はそこにちゃんと向き合ってあげることが大切です。

 

そういう中で、子どもたちは自分の想いを人に伝えて権利を手に入れていくことを覚えていくのではないでしょうか。

 

 

大人になれば、自分の考えていることを相手に伝えなければならない場面がたくさんあります。

 

そんな時に、自分の権利を知っているかどうかで、人を説得し納得させることができるのかもしれません。

 

帰りたくない、ご飯を食べたくない、お風呂に入りたくない、など、今はたいした主張ではないかもしれませんが、少し視点を変えて、子どもの主張する権利について考えながら子どもと対話するのもまた楽しいかもしれませんね。

 

以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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チャイルド・ファミリーコンサルタント

山本直美

 

 

 

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