チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美 です。
先日、オフィスに向かう電車の中でとっても嬉しいことがありました。
地下鉄の中で、2歳の男の子と4歳のお兄ちゃんとママの親子連れに会いました。
バギーに乗っている2歳の男の子は、
バギーから足を出してはママに注意されまた出すというような、
いかにもやんちゃな子といった感じでした。
電車の中で小さい子を見つけると声を掛けずにはいられない私は、
その小さな子に話しかけながら楽しい時間を過ごしていました。
すると、そのバギーの陰からお兄ちゃんが出てきたのですが、
やんちゃな弟君とはうって変わってとても静かにしていたので、
私は「静かに出来てえらいね~、いくつ?」と聞くと即答で「4歳!」と答えてくれて、
今度はそのお兄ちゃんとのおしゃべりが始まりまし た。
「どこに行くの?」と聞かれたので「これからお仕事に行くの」と話していたら、
今度はママが色々と子ども達の話をしてくれました。
そんな事をしているうちに、親子が次の駅で降りる準備をしていたので、
「また会えるかもね」というと「なんで?だってお仕事に行くんでしょ?」というので、
「おばちゃんはお仕事に行くときはいつもこの電車に乗っているから、
また会えるかもしれないよ!」と伝えました。
すると、その親子がホームに降り立った時、
そのお兄ちゃんが車中に残る私に向かって「お仕事頑張ってね~!」
と言ってくれたのです!
もちろん私の気持ちはハートでいっぱいになりました。
たった10分程度の短い時間で、
知らない人に向かってそんなことが言えるのは、
きっとお家の 中でもパパがママに、ママがパパに、パパやママが子ども達に、
いつも素直な気持ちを言葉で伝えることが習慣になっているのだなと、
心が温かくなると同時に、やはり子どもの力は凄いな!と改めて思ったのです。
家族は、時間と共に色々な形に変化していきます。
その変化にはいいことも悪いこともあるかもしれません。
だからこそ、家族がどんな時もどんな話しでも出来る関係を作っておくことは、
健全な成長には欠かせないことだと思うのです。
そして喧嘩をした時も気持ちをきちんと伝える、
つまり自己開示が出来るような関係性であることもまた、
大事なことです。家族の中ではいつも素直でいいという状態でいられることが、
大人にとっても子どもにとっても、
家族として成長するためには大切 なことなのかもしれませんね。
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