ママハピ

「子どもたちのしぐさから見える発達としつけ」

こんにちは!

チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

 

子ども達を見ていると、思わず微笑んでしまう可愛らしいしぐさがたくさんありますよね。

そのひとつに、指差しがあります。

 

小さな子が「あれ~」とか「これ~」と言って指を指している姿を見るたびに、子どもならではの素直なしぐさと、その何とも言えない指先のかわいらしさに愛おしさを感じます。

と同時に、そのしぐさは、泣くことしかできなかった子たちが人に意志を伝えることができるようになった、発達の表れでもあることに気付きます。
一方で、みなさんも子どもの頃、「人を指差してはだめ」としつけられたことがあるかと思います。

つまり同じしぐさでも、年齢と発達によってしつけが変わってくるのですね。

「人を指差してはだめよ」と1歳の子どもに伝えるのは、まだ少し早いですよね。

 

社会の中で生きていく上でのルールとしては正しいのですが、それが年齢と発達に合ったしつけでないと、子どもも混乱してしまいます。

子どもがちゃんと理解できるかどうか、そこを大人が区別してあげることが大事だと思います。

他にも、「くしゃみや咳をするときは手を添える」「電車の中では大騒ぎしない」「お外ではパパママと手をつなぐ」なども同じですね。

 

 

ただ、例えば「テーブルの上には足を乗せない」「姿勢良く座る」などのように、「まだ言ってもわからないよね」とは思わずに、1歳半くらいから少しずつ伝えていくことが大事なしつけもあります。

「いつかできるようになるよね」という気持ちで丁寧に向き合っていくと、いつの間にかできるようになるものです。
子どもが歩き出して1歳半になるくらいから、どうしても親はしつけが気になり、お子さんができたかできないかで一喜一憂したり、思い通りにいかなくてイライラしたりしがちです。

 

でも、子どもの発達の段階やしつけのタイミングを理解しておくと、不安や迷いを解消する助けになることがあります。

その意味でも、私は少なくとも一冊は発達の目安の本を手元に置き、学んでおくことをお勧めしています。

社会的なルールを意識した本格的なしつけは、3歳くらいから始まります。

親もそれまでは、「まだできなくて当然なんだ」という気持ちでいることも大切ですね。

 

 

以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント

山本直美

 

 

 

 

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