ママハピ

「“立ち直るきっかけを与える”ことの意味」

こんにちは!チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 
0~1歳の子ども達は、保育園で朝ママやパパからお預かりをする際に、
抱っこで受け取るのですが、ご想像の通り子どもたちは泣きます。

 
とにかく離れ離れにさせられることで火がついたように大泣きをする子どもたちに、
私はよく「あれ?何だと思う?」とか「お友達は何をしているのかな?」
「きれいなお花が咲いているね~」などと話しかけて、“気をそらす”ようにしてきました。

 
泣き始めてしまったきっかけを忘れて気持ちが別のことに向くように、
泣き止むきっかけを作るために“気をそらす”ことが大事だと思っていました。
もちろんCFCでもそのようなお話しを皆さんにお伝えしてきたと思います。

 

 
そんな中、前回のお話しに続いて改めて子どもについて学び直している時に、
なかなか泣き止むことができない子どもに対して、“気をそらす”のではなく、
“立ち直るきっかけを与える”と仰った方がいらっしゃいました。

 

その丁寧な言葉にはっと気付かされ、とても感動したのです。
もちろん、意味としては同じことを伝えてきたつもりですが、

 

“気をそらす”という言葉には、なんだか子どもたちの気持ちを置き去りにしているようにも思えてきたのです。

 

 
子どもたちが泣くときには、何か子どもたちなりに思うことやきっかけになることがあると思うのですが、
その気持ちを無視して“気をそらす”のではなく、その気持ちを思いながら察した上で、
“立ち直るきっかけ”を一緒に探してあげることが大事なのだと気付かされました。

 

大人でも、何か悲しいことや辛いことがあって泣きたくなるようなときに、

その気持ちを無視して気晴らしは出来ても、やっぱりいつかその気持ちに

向き合っていかないと越えていくことは出来ないし、立ち直ることは出来ないですよね。

 

子どもたちがきちんと自分で立ち直ることが出来るようになれば、

大人になってからも自分でいろんな試練を乗り超えられる力に繋がっていくのではないかと思うのです。

 
子どもたちは、泣くときも命いっぱいです。
時々そんな姿が羨ましくなることもありますが、
そんな命いっぱいの子どもたちの思いも丁寧に受け止めて、
一緒に立ち直るきっかけを探すのだと思えば、
なんだか大泣きしている子どもの姿も愛おしく思えてきますね!

 

以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント

山本直美

 

 

 

 

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