ベビーサイン協会代表理事の吉中みちるです。
まだ、おしゃべりがうまくできない012歳の赤ちゃんとコミュニケーションが取れる育児法=ベビーサイン。
今回は、ベビーサイン協会認定講師
111期生「いのうえあゆみ」先生
から届いた「ベビーサインのメリットとエピソード」
をお届けします。
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わたしは男の子3人のママ!ありがたいことに3人ともベビーサイン育児をすることができました。
ベビーサインって、結局家族内でしか使えないんじゃないの?と思われる方も多いと思うんですが、そこが一番重要なんですよ。
赤ちゃんが一番最初に関わるのは一番身近な家族、つまりママでありパパであり、おじいちゃんおばあちゃん!
その家族間で気持ちが伝え合えるというのは、とても大事なことで、わかってもらえる、わかってあげられた、とここから絆が深まっていくんですね。
長男がベビーサインができるようになって
「このサインはどうするの?」
「このサインはこうだっけ?」
と積極的に聞いてくれるようになったのは主人でした。
次男三男のときは、お兄ちゃんが、
「ママ!〇〇のサインってこうだよね?」
と弟に教えてくれました。
こんな風におしゃべりできる前から家族で子育てし、家族で想いを共有できるのは、ベビーサインを育児に取り入れてきたからこそだな~と実感しました。
今思い返せば、ベビーサインにはメリットしかないです!
先程も書いた、親子の絆が深まる、というのもメリットの1つですが、他にもたくさんあるので、
それについてはまた、追い追いお話ししていきたいと思います。
ここでベビーサインエピソードを1つ。
病院の待合でママと赤ちゃんが向かい合って座っていたところに、ママの後方からパパがやってきました。もちろんママは赤ちゃんの方を向いているので、パパが来ていることには気づいていません。しかし赤ちゃんはママに向かってパパのサインを一生懸命しています。自分に向けられてるサインだと思ったママは「ママだよ〜」とママのサインで返すも、パパのサインをニコニコしながらし続けています。ふと視線が自分の方ではなく後方を見ていることに気づいたので振り返ってみると、後ろにパパが笑顔で立っていました!
パパを見つけた赤ちゃんもニコニコ、見つけてもらってパパとサインをしてもらったパパもニコニコ、パパがいることが伝わりママもニコニコ、伝わった赤ちゃんもニコニコ。ニコニコの連鎖が止まらないエピソードでした。
ベビーサインをしているとこんなニコニコの毎日が待っているんです。
皆さんも日常にベビーサイン育児を取り入れてみませんか?