ママハピ

ルバート谷平より年末のご挨拶とルバートの想い

みなさま

 

お世話になります。ルバート代表の谷平です。
1年早いものでもう年末ですね。我が家も娘7才、息子1才になりました。
今年もみなさまありがとうございました!

 

来年度イベントはチラシを廃止し、イベントBOOKという小冊子に変更をさせて
頂きますので、楽しみにしていて下さいね。
まだまだ至らない点はありますが、やはり民間は事業がしっかりしていてこその
ママ支援とママ雇用。引き続き、一生懸命スタッフ一同精進して参ります。

 

また、ルバートの方向性とビジョンについて、改めてこの機会に書いてみます。

 

私は第一線のビジネス社会と、ママ起業・ママ就業の世界を行き来してきました。
そこで感じているのは、
女性はまだまだ「ビジネスリテラシーを高める機会提供に恵まれてこなかった」
という背景です。
それは個人が悪いというより、時代や社会の仕組みや文化上、
仕方のなかった部分もあるのではないでしょうか。

 

ただ結果的に、起業・活動したいという女性が壁にぶつかることが多かったり、
企業に復職しても「ママは活用しにくい」と懸念されてしまうことが増えてしまいました。
進んでるように見えたり「うちでは女性活用は当たり前なんで」という企業もいますが、
私が言いたいのは、実態は日本社会全体を見たら全然進んでませんよ、という事実です。

 

採算が合わずママ支援を断念する企業も少なくないのです。
(ルバートも本来やりたい教育や出口の用意がしきれておらずまだまだ力不足を
感じています。)

 

ということで、
ビジネス社会とママたちの間にはまだまだ大きな壁があり、
社会との距離があることを残念に思っています。

 

私も別にビジネス社会では一般的なレベルで大したことがいえる立場でもありません。
(前職でも中の中くらいのレベルでしたし。笑)
ただ一般的なビジネスリテラシーですら教育機会がなかった女性がたくさんいて、
日本は女性人材を経済に繋げきれていない、と感じ、その世界を行き来した私だからこそ、
できることがないかと思ってきました。(愚痴を言ってるだけでは何も変わりませんので!)

 

リテラシーがあがると、女性の人生の選択肢や可能性が広がります。
「女の子ちゃん」として上から扱われるのではなく、
話のわかる人として接してもらえるようになります。
見せる背中や考え方が、子どもの教育にとても役立ちます。

 

バリキャリを押し付けたいとかでは全くありません。

人それぞれの在り方を大事にしたいと思いますし、私も専業主婦やフリーランスを

経験するなかで色々と悩み揺れました。
一方で、働きたい方はそれなりに覚悟が必要であり、

ビジネス人材や企業に認められるような考え方とリテラシーは身につけないと、
起業しても火傷ばかりで実現が難しいし、就職しても評価されにくく、
納税し日本経済を支える女性活躍が進むことは難しいと感じています。

 

なので、私が事業を通じて発信したいのはこういうことです。

 

起業するなら、同じ稼働時間で時短勤務するよりお得な仕組みをつくって、
一緒に社会に認められる立ち位置を確立して心も財布も満たされましょう!
子ども優先でお帰りがいえる状態でそれに成功しているママはたくさんいるので、
やるなら自分と家族のために頑張りましょう。
(会社経営しながら私もできたので、最初は大変ですができると思っています)

そのためには利他の精神と、マナーやスキルの向上も大切でしょう。

 

就業するママさんは、権利主張の前に結果を出して認められましょう!
自分の環境は自分でつくりましょう。
甘えを捨てて成長していけば、どんどん評価してもらえ、仕事が面白くなります。

 

当たり前といえば当たり前ですが、ママ支援に大事な本質だと考えています。

 

私一人では何もできませんので、皆さんと一緒にママ社会に一石を投じていきたいと思います。
子育てに温かい社会、女性が、子育てで何かを諦めなくてよい社会に向けて
発信をしていきたいと思います。

 

私自身が事業を通じて最も成長させて頂いているママなのかもしれません。

そしてぜひ、皆さんのお声を聞かせてください。
引き続き、来年もよろしくお願いします。

 

株式会社ルバート
代表取締役 谷平 優美