「褒めて伸ばす」教育って素敵ですよね!そこで今回は、子どもの「またやりたい!」という気持ちを刺激するため、お手伝いをしたもらったときの褒め方やごほうびについてご紹介したいと思います。ただ単に褒めるだけではなく、褒め方にも色々とコツがあるので、お子さんをお手伝い好きにさせたいママは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
まずはどれくらいのママが、子どもがお手伝いしてくれたら褒めているかを調べてみましょう。
◆お手伝いをしてくれた際、お子さんを褒めていますか?
1位 はい 94.9%
2位 いいえ 3.4%
ほとんどのママが、お手伝いをした後にお子さんを褒めているようです。ママに褒められるのは、お子さんにとってもうれしいことですよね。
では、先輩ママたちはどんな褒め言葉を使っているのでしょう?
「目を見てうれしそうに褒める。あとは、よくできたねー!○○のおかげでママすごく助かったよ。と笑顔で褒めます」(8歳・男の子のママ)
「ありがとうと何回も言い、『もうこんなことできるんだね。ママビックリ!』とおだてたりする」(6歳・女の子のママ)
「○○ちゃんのおかげできれいになったよ。このお野菜は○○ちゃんがしてくれたらおいしいね。など具体的に褒めます」(4歳・男の子のママ)
「できたー!すごいね、さすが4歳さん!ありがとう!ママすごく助かったよ!と言いながらハグする」(4歳・女の子、2歳・男の子のママ)
「がんばったね!偉いな~!ママすごく助かったよ!と大袈裟に褒めています!」(2歳・男の子、0歳・女の子のママ)
「カッコいい!と褒めまくる」(2歳・男の子のママ)
「上手!ピッカピカだね!○○くんがやるとすごくきれいになるね!などと褒めちぎる」(2歳・男の子のママ)
みなさんこのように、少し大げさなくらいにお子さんを褒めているようです。また、褒めるだけでなくスキンシップしたり、男の子には「かっこいい」という言葉を使ったりしているママも多かったですよ!
続いて、ごほうびについて見ていきましょう。
◆お手伝いをしたら、お子さんにごほうびをあげることはありますか?
1位 いいえ 62.3%
2位 はい 37.7%
褒めるママにくらべて、ごほうびをあげているママは少ない傾向にあるようです。
では、ごほうびをあげるママは、具体的にどんなものをあげているのでしょう?
「たまにですが、好きなジュースやお菓子です」(2歳・男の子、0歳・女の子のママ)
「アイスを食べる日にする、ハグをする、年齢によってはお小遣いをあげる」(11歳と4歳と3歳・女の子、6歳・男の子のママ)
「9歳の娘にはお金。1回10円など。それがお小遣い代わりなので。4歳の息子にはとくになし」(9歳・女の子、4歳・男の子のママ)
「好きなお菓子。お手伝いを継続してずっと続けてくれたら、ちょっとした小物をあげています。あとは、100回してくれたからと回数制で小物を与えます」(9歳と7歳と2歳・男の子、0歳・女の子のママ)
子どもが小さいうちは、お菓子やジュースなどの食べものをごほうびにしていたり、大きくなるとお金や小物をあげたりというママが多いようです。
なかには、いつもより褒める、ハグをしてあげるなど、ものではないごほうびをあげているママもいましたよ!
では最後に、お手伝いをさせることについて、みなさんどう思っているのでしょう?
◆お手伝いをしてもらうことは、お子さんの教育上良いことだと思いますか?
1位 はい 99.4%
2位 いいえ 0.6%
ほぼ全員が、教育に良いと回答してくださいました。お手伝いをしてくれたお子さんを褒めたり、ときにはごほうびをあげたり。お子さんのやりたい!を刺激して、たくさんお手伝い経験をさせてあげられるといいですね。
◆おわりに
このほか、「ママこえ」が実施したアンケートでは、86.9%のお子さんが積極的にお手伝いをしていることもわかりました。褒めたり、おだてたり、日々ママたちが努力してきた賜物といえるかもしれませんね。
ママの頼み方ひとつ、お手伝い後の接し方ひとつが、今後の子どものお手伝い意欲を左右します。お子さんの反応を見逃さずに、本人のお手伝い意欲を上手に刺激してあげましょう!
出典:EPARKママこえ