ママハピ

目線を合わせて、心に寄り添うということ

こんにちは!チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

週1回、専門学校で保育士課程の授業をさせていただくようになって、今年度で3年目になります。生徒達は皆、とても真剣で一生懸命に学ぼうとしていますが、“子どもの視点で考える”という感覚を教えるのはなかなか大変です。現役の保育士や幼稚園の先生、そしてパパやママのように日々子ども達と過ごしていても難しいことですが、子どもと接することが少ない生徒達にとっては、さらに難しいことのようです。

 

そして、その感覚を身をもって知るための方法の一つが、「しゃがむこと」ではないかと私は思っています。大人がしゃがむと子どもと目線が一緒になりますよね。ということは、見えてくるものも子ども目線になり、普段見ているものと違う景色が見えてきます。一度やってみるとよくわかりますが、普段から子ども達の目線を意識している大人は、実は少ないのではないでしょうか。

 

先日、お教室でお誕生日会があったのですが、参加する子どもの中で一人、小麦粉アレルギーの子がいました。すると、担当の先生がみんなで食べるホールケーキとは別に、アレルギーの子ども用にオリジナルのプチケーキを作ろうと、米粉パンを買ってきたのです。最近はアレルギーのお子さんも多く、そういうこともよくあるのですが、その先生は米粉パンを2つ買ってきていました。私が「あら?アレルギーの子は2人だっけ?」と聞くと、「いえ、一人だけみんなと違うケーキだと淋しいと思って、私も同じものを食べようと思って・・・」と言ったのです。子どもの心に寄り添うということって、まさにこういうことなんじゃないかと、私はとっても温かい気持ちになりました。

 

でも、もしかしたらこれって子どもだけに言えることではないかもしれませんよね。大人でも立場違えば見えるものも違いますし、今まで見えていなかったものが見えることもあるかもしれません。
とっても簡単なことかもしれませんが、これがなかなかいつもできることではないように思います。

 

誰かの心に寄り添うということは、相手の立場に立って同じものを見たり、相手と同じ行動をしてみることから始まるのかもしれませんね。

 

************************************************************
イベント・講座のご案内
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
子育て・家族をもっと楽しく
キッズデザイン賞受賞
「子育て学講座」好評開催中!
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
~今後の開催スケジュール~
◆7月~8月の日程@場所/内容
7月7日(金)@子育て学協会事務所/5回目「子どもの個性を理解する」子どもの<徳性>」
7月13日(木)@世田谷区下馬/プレパパママ0歳児保護者向け「ストレスを減らして子育てを楽しむ」
7月15日(土)@子育て学協会事務所/4回目「子どもとの関係性の作り方~子どもとの対話~」
8月10日(木)@子育て学協会事務所/6回目「これだけは知っておきたい子育てのポイント」~家族を<楽しむ>~」
8月19日(土)@子育て学協会事務所/5回目「子どもの個性を理解する」子どもの<徳性>」
8月31日(木)@世田谷区下馬/プレパパママ0歳児保護者向け「子育てのためのファミリービルディング」~家族を<創る>~」

◆お申し込み・詳細について
http://kosodategaku.jp/events
それぞれの回の内容や参加者の声は
以下リンクから!
http://kosodategaku.jp/activity/kosodategaku_kouza
******************************
Facebookページでも、情報を発信しております。
https://www.facebook.com/kosodategaku/

以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

山本直美

 

▼NPO子育て学協会のHP
http://kosodategaku.jp/

 

▼NPO子育て学協会メールマガジンでは子育てが楽に、
楽しめるアドバイスをお届けしています。
http://kosodategaku.jp/mailmagazine