ママハピ

未来の選択肢は、想いから繋がるように

こんにちは!チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

私が「リトルパルズ」というお教室を始めて今年で21年になりますが、私はそのお教室を卒園していった子ども達に今もよく会って、いろいろな話をする機会があります。
20年前はちゃんとお話ができなかったり、泣いてばかりいたあの子ども達が、もう自分の人生について考える時期に来ています。
そんな子ども達の話を聞くことができるのは、私にとって本当に喜ばしく、成長を見守っていけることはとても嬉しいことだと思います。

 

彼らがどんな選択をしてどんな未来を描いていってくれても、もちろん全力で応援したいという思いに変わりはありませんが、
「子どもに関わる仕事に就きたい」という相談を受けた時は、やはりちょっと嬉しい気持ちが倍増します!先生冥利につくとでもいいますか~「子どものことが好きなんだ」「子どもの笑顔がたまらないんだよね~」ということを聞くと、
子どもを愛でるココロが育ってくれたのかな、と、今までの自分の想いもある意味で形になったような、そんな気がします。

 

私は、いろいろな選択肢がある今の時代の子ども達が、職業選択だけで進路を決めることのないようにサポートしてあげたいと思います。
いろいろな思いを経験しながら、「自分はどうしたいのか、何が得意なのか」、であれば「どんな風に社会とつながることができるのか」と考えながら、知識を広げ選択肢を狭めてしまわないように、周りの大人たちが接してあげることは大事なことだと思っています。

 

私自身も、最初は幼稚園の先生になるつもりはなかったものの、ある先生との出会いがきっかけでした。
学生時代にクラス対抗の球技戦で、明らかに弱いチームだからできない、とあきらめずにみんなと練習する私の姿を見た先生が、「教育にはその姿勢が必要」と教えて下さり、自分は教育に向いているのかな?と気づいたことがきっかけでした。
結果的には幼稚園の先生という仕事を選んだという経緯があります。
その時に「幼稚園の先生がいい?それとも小学校?」という職業ありきの聞き方をしないで、私の特質を見抜いてアドバイスを下さった先生との出会いは、とても大きかったと思っています。

 

まだまだ先の見えない、未来に向かう子ども達や社会人になったばかりの若手に対しても、型化された未来の提案ではなく、ストーリーを決めずに「自分たちができることは何か?」を自分たちで考えて見つけて決めていく、そんなサポートや環境づくりがどこまでできるか、きっと少し先を行く、私たち大人にできることはそんなことかもしれませんね。

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

山本直美

 

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