ママハピ

子どもがヒヤッとすることを、どこまで容認できますか?

こんにちは!
チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

先日、リトルパルズ卒業生のママたちと
思い出話をしていて、「結局覚えていることって、
子どもが幼い時にヒヤッとしたエピソードだよね」
という話で盛り上がりました。
ママの手を離して危なかったこと、
車道に飛び出そうとしてヒヤッとしたこと、
木登りをして危ない思いをした記憶などが、
ママたちからたくさん出てきます。

 

ヒヤッとしたときというのは、意欲満々、
エネルギーがみなぎっている証拠。
ヒヤッとした経験の先に、人は成長するのかもしれません。
大人もまさにそうですよね。
例えば、子どもが入院してしまった時や、
風邪をこじらせてお熱が下がらなくなった時など、
どれだけ前向きに捉えようとしても心の中はざわざわしているものです。
親として胆力が問われる瞬間。子どもの成長を見ながら、
ヒヤッとしたその先に、実は親として必要な胆力が磨かれているのです。

 

皆さん、子どもにヒヤッとさせられることを、
どこまで容認できますか?最悪を起こしてはいけないけれど、
子どものチャレンジを、どれだけ子どもを信じて
ギリギリの所まで見守っていてあげられるか・・・。
危険なこと以外、ヒヤッとする経験は「あってもいい」こと。
ですが、親がすべてを直前で止めてしまいがちです。
ちょっと待ってみる。ちょっと我慢する。
先回りしたいところを、ぐっとこらえてみてください。
「やらせてみる」ということができるかどうかは、
大切なポイントではないかと思います。

 

近年は留学を希望される子どもたちも多くなりました。
まさに親も試されますよね。
「ここまではいいからやってごらん」と言えるかどうかです。
親にとっても、子どもにとっても、
本当の進化はその先にあるのではないでしょうか。

 

親も子も、チャレンジしてみるということを忘れずに、
「ヒヤッと」のその後に進化があると信じて待ちたいものですね。

 

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント山本直美

 

山本直美

 

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