ママハピ

イマジネーションの世界を楽しむ

こんにちは!チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

最近、映画をよく観に行きます。どこかに行きたいけれど時間があまりない時など、ショートトリップをして少しの間映画の世界に浸ることで、観終ったあと逆に現実の世界に生きているんだな、と感じて色々なことを考えることがあります。私は、そんな非現実の世界を感じることは、人のバランスにとても大事なことなのかもしれないと思っています。

 

子どものファンタジーも同じなのではないでしょうか。絵本をたくさん読んだり、様々な虫や動物を見たり、普段乗らない乗り物に乗ったりして、ファンタジーの世界で遊んだりすることは、子ども達にとって大事な時間です。その世界で違う自分になったり、行ったことのない場所に行ってみたり、子ども達は非現実で遊ぶことが上手ですよね。これは子ども独特の遊び方と言ってもいいかもしれません。だからこそ、子どもの頃にごっこ遊びなど、想像力を膨らませて楽しむ遊びを思いっきりさせてあげることはこの時期にしかできない貴重な経験でしょう。

 

大人になると、日々追われることが多くなってなかなか非現実、非日常の世界を楽しむ、なんてことは忘れてしまいますよね。そんな時に、映画を見たり小説を読んだり、行ったことのない近所のお店に立ち寄ってみたり、少しいつもとは違うものを見て、子ども達と同じようにイマジネーションを楽しんでみると、また現実の世界で頑張っていけるような、そんな気もしてきます。

 

子どものころにファンタジーの世界を楽しむ遊びを思いっきり経験した子ども達は、大人になっても現実と非現実を楽しむ人になることでしょう。それは、心身のバランスや自分の気持ちの切り替え上手な大人になれるといってもいいのかもしれません。

 

子どもたちの夢中になっている姿をちょっと見てみてください。電車ごっこをしているのに概念のない子どもたちは、全員が運転手!!それでもいいじゃないですか(笑)。一人一人が気持ちよく運転手になりきって、みんなをどこかへ連れて行こうとするあの得意げな顔は、愛おしい以外の何物でもないですよね。

 

大人も、時には子どものまねをしてイマジネーションを楽しむって、大事なことかもしれませんね。

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

山本直美

 

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