ママハピ

どうする?復職準備〜家事育児分担編〜パート1

大変ご無沙汰になってしまいました。

前向きワーママとして更に磨きをかけて戻ってきました(と思う)高橋奈緒子です。

 

春から復職を目指すみなさんはきっと、
保育園がどうなるかはドキドキの状況ですね。
そろそろ考えておきたいのは、新生活の家事育児をどう夫婦で回して行くか、ということです。

 

ポイントは3つ!

 

  1. パパをいきなり戦力化はムリ!助走期間を設定しよう
  2. タスク洗い出しと緩やか担当決めをしよう
  3. 1日単位は捨てて一週間単位で考えよう

 

コラムを3回に分けてお伝えしたいと思います。

 

 

写真1

 

 

パート1.パパをいきなり戦力化はムリ!助走期間を設定しよう

 

育休中から二人で分担できることは分担して来てる…というご家庭も多いと思いますが、
自然とボリュームは、家にいる時間の長いママに寄っているはず。
パパに春からどんな風に動いてもらいたいかをイメージして、
3ヶ月くらいの準備期間を設けましょう。

 

この時、絶対しちゃいけないのは、

ママが勝手に「準備期間開始」すること。

 

パパと話し合って、準備して行きたい旨をしっかり伝え、合意を得てから進めましょう。

 

 

【STEP1】小さなことからはじめます。
今の生活ペースの中にパパのできる家事育児を少しずつ増やしていきます。
いきなりタスクを3つも4つもしないで、まずは1つを三段階くらいに分けて取り組むくらい
きめ細かく進めます。
例えば洗濯なら、洗濯機に入れて洗うところまでを1つの段階に。
手洗いものと色柄ものとを分けるとか、ネットに入れるとか、洗剤の種類とか、
この段階だけでもかなりのことを確認しながら進まないとならない可能性が。
家事能力の高いパパはアドバンテージですが、そうではないパパも、
数週間あれば、できるようになります。
普通に仕事をしているパパならそれくらいの生活スキルあるので、信頼して任せましょう。

 

【STEP2】だんだんできることを増やします。
第二段階では、乾かす、干す。
乾燥の仕方や干し方もいろんなママの独自ルールがあるものです。
ママには「当たり前」なことがパパにとって当たり前とは限りません。
後から「これはちがう、なんでこうしたの?!」とイライラしないように、
普段のママのやり方を伝え、パパなりのやり方でも受け入れて進めます。

 

【STEP3】最後までプロセスを全うできるスキルを。
第三段階で畳む、しまう。
たたみ方は、子どもの服は保育園で収納しやすいように
小さめに畳むのをクセにしておくとラクです。

 

ちなみにうちの夫、共働きパパ暦5年ですが、
いまだに子どもの洗濯物を「しまいやすく畳む」ことができません!

立ててしまいたいから、こうやって畳んでね、と何回も何回も何回も何回も・・・
言っていますが、直りません!

 

ここで、イライラしていたのは最初のころだけ。
いまは、「ま~いっか。死にゃしないわ」と思って、
二つ折りのTシャツをパタンと四つ折にして、しまいます。

 

子どものたんすの中がぐちゃっとしてると、イラっとしますけどね。
でも夫もきっと、私のすることでイラっとすることがあっても、許してくれているだろうなと思って、
一瞬のイラっに自分が支配されないようにしています。

 

 

こんな感じで、「洗濯お願い」の一言で全ての手順を全うできるようになるまで、
ゆったり一緒にやってみてください。

 

(言わなくてもしてくれるようになるのは1年後!)

 

 

 

 【ママが気をつけてほしいポイント】

 

ここでママたちにお願いしたいのは、以下の3つ。

 

1.無駄におだてたり、褒めちぎったりは必要ありません。

一緒に暮らす自立した大人同士!
褒めておだてて、思うように動かそうなんてするのは失礼な話。
できるようになってくれて「助かる、ありがとう」という気持ちを言葉にして伝えれば十分です。

 

2.けなしたり、バカにしたり、呆れたり、諦めたりしない。


溜息ややり直しもダメージ大だそうです。

粘り強く一緒にやりましょう。お互いに成長です。

 

3.「そんなのやって当たり前でしょ」という態度が一番モチベーションを下げます。


それは、自分が勤め始めた新人時代を思い出してもわかるはず。
電話一本取り継ぐのもやっとだったころ、ありましたよね。
そんな時に、ちょっと先輩から「そんなこと出来て当たり前だから」と言われたら
がっかりしちゃいますよね。
パパのハートは結構ナイーブです。そこにめんどくさがらず、付き合うのがうまくいく秘訣です。

 

私自身の反省から皆さんにお伝えしたいのは、
無意識のうちに家中がママのルールで出来上がってきてしまっていますよ!

 

気がついてね。ということ。
共働き子ナシ時代と、育休という巣作り期間を経たお家の状況は
気づかないうちに、まるっきり違ってきています。

 

 

パパを家のお客さんにしないように、
改めて二人の家事ルールに作り直す必要があるのです。

 

 

 【まとめ】

前述のSTEP1ー3のやり方で、料理、買い物や片付け、掃除、ゴミ出し、
子どもの病院、保育園の支度などなど、少しずつ少しずつ、
パパとママの家事育児スキルが近づくように、進めてみてください。

 

得意不得意はあって当たり前。おんなじにする必要はありません。

 

特に、保育園の支度や子どものケアのことは、ママとパパが同じ情報を
もっておくことが大切。
仕事の場面で想像してみてほしいのですが、わからないことをやるって、
すごくハードル高いですし、うまくいかなかった時に
「だって私はもともとこの専門じゃないし」と言い訳したくなりますよね。
パパにとって、家事や育児が専門外の領域にならないようにするには、
情報共有がすごく大切です。
保育園の入園説明にはパパも一緒に行った方がいいですし、行けなかったら、
ママから詳細にフィードバックをしてください。

 

共働きの成功は、おそらく「情報共有ができているか」、ということにかかってきます。

事務的な情報もそうですが、「気持ち」という情報も、しっかりやりとりしてくださいね。

「ありがとう!」「助かった!」「よかった!」「嬉しかった!」そういう言葉が多く飛び交う関係を
スタートするのに早すぎることはありません。

 

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新しい生活に向けて、ご夫婦で楽しく準備が進められますように!
次回は「タスク洗い出しと緩やか担当決めをしよう」です。
お楽しみに〜!

 

 

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高橋 奈緒子(Nawoko Takahashi)

 

プロフ写真

 

◎ママハピサロン船橋 主宰
◎船橋ワーキングマザーの会 事務局代表
◎産業カウンセラー(JAICO)
◎国家資格キャリアコンサルタント(登録申請中)
◎親学アドバイザー(一般財団法人親学推進協会)

 

・東京都出身、千葉県船橋市在住。
・教育関連機関での時短勤務中。
・「男子って…」が口癖の2男児の母。
・将来の夢は、ヤギを飼うこと。

 

船橋ワーキングマザーの会
地域のワーママ仲間づくりと子連れ参加できる学びの場
毎月1回(土日)子連れ参加できるイベント開催中。
船橋市市民公益活動公募型支援事業