ママハピ

おとなの自律ルールの作り方

 

皆さん、苦手な家事はありますか?掃除、洗濯、お皿洗い・・・。
すべて大好き!という方はあまりいないかもしれませんね。
私は料理が好きですが、洗濯ものをしまうのは苦手です(笑)
どうせやるなら、アイロンをひっぱり出してきてちゃんと畳んでしまいたい。
でも、時間がない。そんなループにハマってしまい、ついつい後回しになりがちで
す。

 

今日のテーマ「自律」を、子育て学協会では、
「我慢するのではなく、自分の気持ちのよい状態を手に入れるためのルール」
とおいています。家事で例えれば、片目つむって、両目つむって。
気持ちのよいことを大切にするために、
手放すことを決めることが大切だとお伝えしています。

 

私は適度に手放しているので、できない自分にあんまり会うことはありません(笑)
どうせなら、笑って済ませた方が心が元気でいられるんですよね。
部屋が散らかっていても、「今日は何人の泥棒が入ったかな?」って笑ってしまう。
何かをきちんと手放す選択を、小さなことから日々重ねていくことはおススメです。

 

「できないことをどう処理するか」というルールを、
自分の中で作れることが、大人にとっての“自律”です。
「帰り道にお店へ立ち寄ると、必ず買ってしまう」という習慣を直したかったら、
「ああ、今日も買ってしまった」という自己嫌悪に陥る前に、
「その道を通らないルール」「立ち寄らない曜日」などを自分の中で決めるんです
ね。

 

自分のなかで「できるルール」を作っておくと、
できたことの繰り返しが、気が付けば「自分なりにがんばってるな」と思える
自己肯定にもつながっていきます。

 

大人も子どもも、自律は生活のスケジュールとリンクしています。
朝何時に起きるか、夜は何時に眠るか・・・生活スケジュールが一定だと、
自律を促し、その人らしさを発揮できやすくなります。

 
生活スケジュールと手放すこと。この2つをぜひ見直してみてくださいね。
自律ルールだけでも、もっともっと語りたいことがありますが、今日はこの辺で。
寒い日が続いていますからどうぞ体調管理に気をつけて、
皆さん、素敵な年の瀬をお過ごしください。来年もどうぞよろしくお願いいたしま
す。

 

 

 

CFC(チャイルド・ファミリーコンサルタント)山本直美

 

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