ママハピ

【特別取材】子ども食堂ってどんなところ?

 

ママハピは多くのママと繋がりをもつ団体として、スポットの当たりにくい社会問題にも目を向け、わかりやすく発信していきたいと考えています。

今回は「子ども食堂」について取り上げます。

 

 

日本では、子どもの6人に1人が貧困状態にあり社会問題となっています。

ひとり親家庭の貧困率は50%を超えており、深刻な状況です。

 

「子ども・若者白書」(平成26年度版)によると、日本は「子どもの相対的貧困率は

OECD加盟国34カ国中10番目に高い」とのこと。

 

 

そんな子どもの貧困対策として最近注目されているのが「こども食堂」です。食材は寄付、調理は地域のボランティアで運営しているところが多く、経済的な理由から、家で満足な食事を取れない子どもに温かい食事を、という趣旨に賛同する方々で無料または数百円で食事を提供している場です。

 

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営業日は月2回や、週1回、2回など、場所によってまちまちで、全国に300以上あると言われています(2016年11月現在)。

 

 

今回は、練馬区にあるダイコンこども食堂にかかわる波瀬川さんにお話を伺いました。

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Q. 子ども食堂ってどんなところですか?

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親や学校の先生には相談しづらい悩み事があった時、もちろん大人も含め「ダイコンこども食堂に行ってみよう!」と思ってもらえる関係づくり、異年齢とのコミュニティを体験できる第三の居場所づくりを目指しています。

 

そして、一人で食事をする機会の多い子供たちに、暖かい食卓、練馬産の新鮮野菜で手作りの美味しい食事を体験してもらうことで、人との繋がりの大切さを感じて欲しいです。

 

 

Q. 始めたきっかけ何でしたか?

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子どもに障害があって、訓練に通っていたこともあり、保育園ではなく、家庭、ママ、こども、障害の有無に関係なく困っている方を支援したいと思ったことです。

また、自分の子どもにもボランティアを小さい頃からやらせたかったからです。

 

 

Q. 感じている課題はありますか?

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こども食堂の課題は、本当に困っている家庭に声が届いているのかわからないこと、

また、どなたでも来てて良い場所なのに、こどもしかいけない、貧困な家庭でないと行けないとメディアで報じられ、誤解を招いていることです。

また学習支援が、あまりできていない、継続してくれるボランティアの確保が困難、なども課題に感じています。

毎日、こども食堂をやりたいが、維持が大変であること。こども食堂が全国に増えたことで

寄付が減っています。

 

 

Q. 目指している姿は?

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誰でも気軽に立ち寄れて、障害の有無に関係なく、異年齢での共食を楽しんでいただきたいです。

 

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地域密着型、自分の住んでる区内、区外でも横の繋がりを持ち、皆で協力して、みんなの居場所作りをしたいと目指しています。

 

 

 

こども食堂という誰でも来ていいオープンな場所で、悩みを話せる、暖かい場所にしたいという趣旨だそう。単に食事をとるだけではなく、「時間」「情報」「つながり」などの困窮による孤立を防ぎ、自然に悩みを話せる場が必要とされているようです。

 

行政も経済的支援の検討がされているようですが、こういった活動が一過性ブームに終わらず、社会インフラとして子どもたちの問題の解決に繋がればいいですね。

 

 

参考:こども食堂ネットワーク

http://kodomoshokudou-network.com/

 

 

 

ママハピ事務局/2016年11月25日