「9月になった!バンザイ!」と心の中で思いながら、満面の笑顔で子どもを見送った私・・(子どもは私ほどの笑顔ではなかったなぁ・・;;)
秋は行事も盛りだくさん、引き続き子育ては続くよ・・のママ達を心から応援する
親業訓練協会シニアインストラクター、式場敬子(しきばけいこ)です。
あるママからこんなご相談がありました。
「うちの子、強くって・・お友達のものも欲しいと取っちゃうし、気に入らないと怒るし・・だから、いつも『すみません・・うちの子、強いんです』って他のママ達にも言っておくんです。でも、いつもそれを聞いている子どももイヤそうで・・・」
私も子どもと公園遊びをしているとき、あるお母様が「ごめんなさい。うちの子、イジワルでしょ?」って言ってきたことがありました。
さて、親としてはどんなことができるでしょう・・
・四六時中、お友達とイザコザを起こしているわけではないので、仲良く遊んでいる時にはお母さんの嬉しい気持ちを伝えてみる。
「お友達と楽しそうに遊んでいるのを見ると安心よ。よかったなぁ・・って思うの。」
・お友達と遊ぶ前に子どもにお母さんの思いを伝えておく。
「〇〇ちゃんもお友達もニコニコ楽しく遊んでいるのを見るの、ママ大好きなの!」
・それでもイザコザしてしまったら・・お母さんの悲しい、残念な気持ちを伝えてみる。
「ママはとっても悲しい・・〇〇ちゃんがお友達をたたいたから・・」
・そして大事なのは・・!
伝えたら→子どもの気持ちを「聞く」にシフトチェンジをすること。
子どもがイヤそうな表情をしたり、悲しそうな顔になったり、「でもヤダ!」と言ってきたりしたら
「イヤだった?」「ママから言われて悲しくなっちゃった?」「どうしてもイヤなんだね・・」
事態はすぐには変わらないかもしれないし
なんだか堂々巡りで終わってしまうかもしれない。
でも、親だって生きた感情を持った一人の人間なのだから
自分の気持ちを正直に伝えてみて
そして子どもの気持ちにも真っ正面から向き合うことがあってもいい。
私もそんな失敗と笑いと涙の積み重ねの育児をしてきたように思います。
相談をされてきたお母様は
なんでわが子が強いのが一番の悩みのタネなのかを考えてみました。
それは
自分の子どもが、「お友達と仲良くして、楽しく遊んでほしい。」「お友達から仲間はずれにされて、悲しい思いをしてほしくない。」そんな思いがあってのことでした。
この、自分の「思い」を、自分で知っていることが実はとても大切なことなのでしょう・・
私達の言葉は、「思い」や「気持ち」があってのことです。
自分の気持ちに気づいていれば、自分の口から出てくる言葉も変わってくるのかもしれません。
子どもの幸せを願うからこそ、親はたくさんのことを思います。
どの願いも大切な愛なのだと私は思っています。
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親業訓練協会シニアインストラクター 式 場 敬 子
□心理カウンセラー
□千葉県教育委員会「みんなで取り組む千葉教育会議」委員
□看護ふれあい学ふれあいコミュニケーションリーダー1級
□教師学インストラクター
□アンガーマネジメント キッズインストラクター
千葉県市川市在住。3児の母。
自分を「良い母」とは思えず、自信が持てなかった育児中に出会った「親業」が、自分の人生の指針となりました。
自らの実体験を基に、親も一人の人間として子どもとどう向き合って行くかを、たくさんの親達に講座や講演会を通してお伝えしています。
同時に、あらゆる人間関係においても活かせるコミュニケーションスキルを、様々な場でお伝えしています。
E-Mail: shikiba@oyagyo.jp
ホームページ: www.oyagyo.jp
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親業訓練協会HP:www.oyagyo.or.jp