ママハピ

「CFCの役割とは?」

チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。
最近、『リフレーミング』という言葉を良く耳にします。
簡単に言うと、「見えている出来事の枠組みを外して、違った角度から見直してみる」ということだと思うのですが、これをすることで何が見えてくるのでしょうか。

 

例えば、良くないことが起こって誰かが落ち込んでいたとしても、違う人のものさしで見てみるとそのことは必ずしも悪いことではなく、むしろチャンスとして捉えられる場合もあるのかもしれません。良いか悪いかだけでなく、物事は見方によって様々なメッセージを持っている、ということなのかもしれませんね。

 

先日こんな話を聞きました。
知り合いのお子さんがそろそろ2歳、いわゆる世の中で言う“魔の2歳”です。まだ、まともに言葉も話せないのに自我が出てきて、今まで通りにいかなくなってきたと。そこでCFCの観点を知るその知人は、「魔の2歳は、それまでの育児が間違っていなかったことを知る、親にとっては自分を褒めてあげてよいサインなのよ」と話してあげたそうです。加えて、自分一人で生きていくことができないその年齢で、命を預ける親に反抗できるということは、確実に信頼関係が築けている証拠である、ということも伝えてあげると、そのママはびっくりして「そんな風に考えたこともなかった~!」とほっとされ、「帰ったらパパにもそう話してあげます!」と、とても嬉しそうに言ったそうです。

 

私達CFCは、それぞれの家族に寄り添うという大切な役割がありますが、この『リフレーミング』の観点はとても大事なことだと思います。目の前の家族が大事にしていることは何なのか?まずは自分のフレームを取り払って気持ちを寄せること。そして信頼関係が築けたところで、相手が一度フレームを外し、落ち着いて物事を見ることができるように言葉を掛けることで、一歩踏み出すお手伝いをすることが、CFCとしての役割なのではないでしょうか。

 

CFCを学んでいる方の中には、未婚の方もお子さんがいない方も、もちろん多くの男性もいらっしゃいます。また、歴史上の有名な教育者の中には男性も存在していたことを考えると、子育てを含め家族の育ちにおけるサポートは、“母親”と言うフレームだけに頼らず、色々な立場の人が様々な視点から、サポートできるのではないかと思っています。「7つのパイプ理論」でもお伝えしている通り、できるだけ多くの人とのつながりを持つことが一番のサポートであり、それこそがまさに『リフレーミング』ができる環境づくりかもしれませんね。そんな観点をもってたくさんのCFCが、今後も多くの家族の側でお役に立てていけたらと願っています。

 

 

 

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以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

 

 

 

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