ママハピ

「限られた環境を生かして楽しむ、ということ」

こんにちは!チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

先日、母と旅行に行きました。

今年、父が亡くなってからなかなか二人でゆっくりする時間が持てていなかったのですが、昔から実家の近所に住む知人で、母の事を大事に思ってくださる方の勧めもあり、その方が勤めているホテルに行くことになったのです。

 

 

そのホテルは、東京からそう遠くない場所で、施設は決して大きく整ったホテルではなかったものの、こじんまりとしたとても落ち着きのある良い施設でした。ただ、そのホテルは雰囲気が良かっただけでなく、様々なところに見られたホテルの対応がとっても丁寧で、心ある工夫がされていて、とっても気持ちよく過ごす事ができたのです。

 

 

例えば、場所が最寄りの駅から少し離れたところにあるので、駅からのタクシー代も領収書をもらってもらえればお支払いしますと事前にお知らせがあったり、お部屋に入るドアのノズルにクリーンアップ済みであることがメモで貼ってあったり・・他にも、お食事や声かけなどのタイミングがとても良かったりと、そこに滞在して過ごす時間を十分にリラックスして満喫できるように、というホテルで働く方々の気持ちが丁寧に乗せられていました。

 

 

宿泊者の事を考えてくれている姿勢が伝わる「小さな心遣い」をたくさん受けることができ、とっても満たされた時間を過ごす事ができました。

私も、仕事やプライベートで色々なホテルに泊まることがありますが、本当に久しぶりに“癒される”幸せな時間になりました。そんな幸せな時間の中で改めて思ったことは、与えられている環境で、何ができるかを考えるということ。

 

 

人は時々、思っているようにいかないときに、環境が満たされていないからできないとか、タイミングが悪いとか、準備が十分でないから、、というように、無いものに気がいってしまうことがよくありませんか?でも、無いものを数えて嘆くよりも、有るものに目を向けて楽しんでみる方が、断然幸せな気持ちになれると思いますし、その気持ちは周りの人達にも伝わると思います。充分ではない環境を嘆いて何かができなかったり進まなかったりするのは、私はもったいないと思うのです。

 

ただ、そう言葉で言うのは簡単ですよね。

 

 

分かったつもりでいても、忙しく日常を過ごしていると、私自身も含めてですが、なかなか日常の中で小さな気づきを実感できることは少ないのかもしれません。でも、そんな時にはできるだけ、自分の近くにある小さな当たり前を見直してみることで、与えられた環境の中から小さな光を感じることがあります。もし時間が許すのなら、たまには満たされた贅沢な空間から離れてシンプルな環境に身を投じてみると、日常で見失っている大事なものが見えてくるかもしれませんね。

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

 

 

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以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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