ママハピ

『夜泣き対応のパパ修行をやってみた』「奥様から『つらい』と言われて気づいたからこそ」

先日の新聞に、タレントのユージさんのコラムが載っていました。

奥様が、赤ちゃんのおむつ替えやミルク作りを(ユージさんから見て)いとも簡単にしているように見えて、自分が手伝わない方がむしろスムーズだとも思ってしまったようです。

(見ている分には、簡単そうに見えるんですよね~)

 

 

 

 

でも、夜泣きで睡眠がまともにとれない奥様から「私一人がつらい思いをしている気分だよ。」と言われ、ハッとし、夜泣き対応のパパ修行を始めました。

もともと本能的に女性にある「夜泣きキャッチ能力」が備わっていない(と言われている)パパは、夜泣きに気づかずに寝続けてしまい、奥様から怒られることもあります。

私も、子どもがなかなか寝付けないで、私が睡眠不足の恐怖と戦いながら泣きそうになって子どもを寝かしつけているとき、横で気持ちよさそうに寝ている夫が、心底憎らしく思ったことがありました。(夫は「第一責任者じゃないという気持ちだったんだよぉ・・」と言っていましたが・・)

ユージさんは「夜泣きに気づかすに寝ていたら、なんとしても起こしてくれ。起きる意思はあるんだ。」と奥様に頼んだそうです。

 

 

 

 

もちろん、お互いに次の日の仕事があり、睡眠不足はつらいことです。

ただ、つらいことを一人だけが背負っていたら本当につらいです・・

 

私がユージさんの記事から「素敵だな・・☆」と思ったのは

奥様が「私一人がつらい思いをしている気分だよ。」と言われたことと

ユージさんが「起きる意思はあるんだ。」と伝えたことです。

 

だいたいは

妻「少しは代わってよ!」「私の身にもなってよ。」「二人の子どもなのよ!」など不満を言って、雰囲気が悪くなってしまったり

夫「少しくらい泣いても大丈夫なら寝てれば?」などと妻の地雷を踏むようなことを言ってしまったり・・

 

ここでは、自分の気持ち、自分がどうしたいのかを相手に届くように伝えていて、お互いが協力しようという気持ちになっていること・・そこがとても素晴らしいと心が動きました。

 

 

 

 

「寝ること」「食べること」などの人間の基本的な欲求が満たされないと、とても次の行動に移ろうという気持ちにはなりにくいと言われています。

しかし、日々の寝不足であったり、様々な困難を乗り越えようとするとき、共に手を取り合える人がいることは、たとえ直面する事態は変わらなくても、自分の心が救われる気がします。

 

「つらい」ことを率直に「つらい」と言える関係作りは、家族の日常の中の、何気ないコミュニケーションを通して築かれて行くのだと、私は思っています。

 

 

 

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親業訓練協会シニアインストラクター 式 場 敬 子

 □心理カウンセラー

□千葉県教育委員会「みんなで取り組む千葉教育会議」委員

□看護ふれあい学ふれあいコミュニケーションリーダー1

教師学インストラクター

アンガーマネジメント キッズインストラクター

 

千葉県市川市在住。3児の母。

自分を「良い母」とは思えず、自信が持てなかった育児中に出会った「親業」が、自分の人生の指針となりました。

自らの実体験を基に、親も一人の人間として子どもとどう向き合って行くかを、たくさんの親達に講座や講演会を通してお伝えしています。

同時に、あらゆる人間関係においても活かせるコミュニケーションスキルを、様々な場でお伝えしています。

 

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