こんにちは。
予防医學ドクター、歯科医師の井手です。
今日は「インフルエンザや風邪の予防」のお話です。
1月に入って、インフルエンザや風邪が流行ってきましたね。
私の娘の通う保育園でもインフルエンザが大流行中です。
インフルエンザはインフルエンザウイルスが体内に入り込んで
発症します。
インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3つの型があり
どのタイプが流行するかは毎年異なります。
風邪の原因もウイルスのことが多く、普段から免疫力を落とさないようにすることがとても大切です。
自分でできるインフルエンザや風邪の予防といえば、
「うがい」「手洗い」「マスク」というようにウイルスを体内になるべく入れないようにすること。
また、人が多い場所にいくと、感染している人に接触する機会が増えるため、外出を控えることも予防の1つです。
それから、部屋の湿度を下がり過ぎないようにすること。
ウイルスは乾燥した空気を好むため、冬は加湿するように心がけましょう。
そして、他にも有効な方法があることをご存知ですか?
それは「お口の中を清潔に保つこと」
お口の中には数百種類もの細菌が住んでいます。
歯の表面を爪でこすると白いネバネバがとれるとおもいます。
それが細菌の固まりです。
細菌は過酷なお口の環境に耐えるために、バイオフィルムという膜をつくり、その中で生活しています。
そのバイオフィルムを足がかりにインフルエンザなどのウイルスは体内に侵入してくるのです。
定期的にバイオフルムを除去しておく事は、インフルエンザや風邪を防ぐことにも有効です。
「お口は身体の入り口」
入り口は綺麗にしておきましょうね。
次回は「歯質を強化する魔法の物質」のお話です。
どうぞお楽しみに!
井手真理(Mari Ide)
イデアデンタルクリニック 院長
http://www.idea-dental.com
(社)国際予防医學推進協会 代表理事
http://ihp-japan.or.jp/
・香川県出身、東京都在住
・1児のママ
・旅行と読書が大好き
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