こんにちは。
イデアデンタルクリニックの井手真理です。
子供が病気になると本当〜に大変ですよね。
ママは家庭の中でお医者さんのような役割をになっています。
これからお子さんが毎日元気で過ごせるように
「病気にかかりにくい身体をつくる」ポイントをお伝えしていきたいと思います。
今日は健康に大きく関わる呼吸についてのお話です。
自分がどんな呼吸をしているのか意識していますか?
鼻で呼吸をされていますか?
それとも口で呼吸をしていますか?
口で呼吸するとお口の中が乾きやすくなり唾液の量が減ります。
するとお口の中の菌の量が増えたり、炎症が起こりやすくなります。
口呼吸は歯周病や口腔乾燥症などのお口の疾患を引き起こすのです。
また、口呼吸をしている人は免疫力が低下する事がわかってきました。
口で呼吸をすると空気中の病原体が喉の奥にあるリンパ組織(人の免疫を担う重要な器官)に直撃します。
雑菌だらけになったリンパ組織は疲れきってしまい、免疫システムの異常をおこします。
これが全身のアレルギー性の疾患(花粉症・ぜんそく・アトピー性皮膚炎・関節リュウ
マチ・過敏性大腸症候群・潰瘍性大腸炎・IgA腎症など)を引き起こします。
朝起きて、お口や喉が乾いている方は要注意です!
自覚がない方でも寝ている時はほとんどの人のお口は開いてしまっています。
その他にも口呼吸をしている方の特徴は
□ くちびるが乾いている
□ 口をとじると下顎に梅干しのようなくぼみができる
□ 左右の目の大きさが違う
□ 口の端が下がっている
□ アレルギー症状がある
など。
ひとつでも当てはまると口呼吸をしている
可能性があります。
小さい頃、親や祖父母に「お口を閉じなさい」と言われた記憶はありませんか?
口が開いて口呼吸の癖がついてしまうと免疫力の低下、歯並びの不調、口臭、いびきなど様々な弊害が出てきます。
人間はもともと鼻で呼吸するように設計されています。
鼻の粘膜は毛細血管や細かい毛に覆われているため鼻から呼吸をすると、外からの空気に混じったゴミやばい菌をフィルターのように取り除いてくれます。
また、鼻から吸った空気は副鼻腔を通ってそこで加湿・加温されて、気管や肺に負担をかけないような状態になって身体に入っていきます。
口呼吸の可能性がある人は早めの対策が必要です。
まずはご自分やご家族がどこで呼吸をしているのか、チェックされてくださいね。
井手真理(Mari Ide)
イデアデンタルクリニック 院長 http://www.idea-dental.com
一社)国際予防医學推進協会 代表理事 http://ihp-japan.or.jp
・香川県出身、東京都在住
・1児のママ
・旅行と読書が大好き
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