ママハピ

子どもが食事を楽しんでくれるようになるためのポイントとは?

子どもは一日中、興味があることでいっぱい!

 

食事の時間になってもなかなかご飯には興味を持ってくれなかったり、お子さんの食が細いと悩んでいるお母さんもいるのではないでしょうか?

食べることは成長の過程で大事なポイントの一つ。

出来ればお友達とおもちゃで楽しく遊ぶように、食べることも楽しく興味を持ってくれたら嬉しいですよね!

 

1.毎日じゃなくても大丈夫!子どもと一緒に食卓を囲んで「美味しいね」と言い合える時間を

 

子どもにとって家族と一緒に時間と感動を共有できる事がとっておきのスパイスになります。

大好きなお母さんや家族と一緒にテーブルを囲んで、「美味しいね~」と言い合えるだけでお子さんはきっとうれしいはずです。

 

ただお母さんは毎日とても忙しいので、余裕を持ってゆっくりと一緒にご飯を食べる事が難しい時もありますよね。

小学生のお子さんなどは一人で食べる事が出来るので、お母さんが他の家事をしている間に一人で食べてもらったり、また、ご家庭に赤ちゃんがいる方は、赤ちゃんのお世話をしている間に一人で食べてもらったりすることはよくあると思います。

 

そんな時は毎日ではなく、一週間に何日かでも良いので子どもと一緒に食べられる時間を作ったり、家事をしながらでも「すごーい!お野菜こんなに食べられるようになったね!」と大げさすぎるくらいでも良いので、目を見てたくさん褒めたりしてくださいね。

 

もしかしたら「食べる」という事が「一人で食べる退屈な時間」だったり、「ただ食べるだけの作業」というイメージから、「食べる」という事は「お母さんと一緒に出来る楽しいこと♪」に変わるかもしれません。

 

また「お母さんは自分の事をちゃんと見てくれている」という時間の共有を持て、褒めてくれたことで「一緒に感動してくれた」とお子さんも感じることが出来ます。

 

 

2.普段からのプラスの言葉使いで、苦手意識に変化を

 

いざテーブルに座っても、やっぱり難しいのが好き嫌い問題。

嫌いな食べ物が食卓に並んでいると、「食べたくない」と思ってしまうお子さんもいます。

そんな時は、なるべく子どもの前では、食べることや、食べ物に関してマイナスの言葉を言わないように気を付けてみてください。

 

普段から野菜を見たときに「きれいな色のお野菜だね~」と声をかけてみたり、「お肉やお魚を食べると体が大きくなって、元気になれるよ~」、食物繊維が豊富な食べ物には「体の中をお掃除してきれいにしてくれるんだよ~」などと、プラスの言葉を子どもになげかけてみると、苦手な食べ物に対するマイナスなイメージも減っていくと思います。

もちろん、「わぁ美味しいそう!」「いい匂い~!」と言うだけでも十分プラスの声掛けになります。

お母さんや周りの家族が「美味しいね」「これを食べると元気が出るね」といったプラスの言葉を使っていると、「食べてみようかな?」という気持ちがそのうちきっと生まれてきます。

 

 

 

3.見た目や小物使いで変化を付けてイベント感を出してみる

 

子どもにとっては些細な何気ない事も大きな発見になることもあります。

低学年のお子さんがいるご家庭では以下のようなことで、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

例えば、お味噌汁のわかめやお麩がお湯に入れると大きくなることは、大人にとってはあたり前のことですが、子どもからすると「何で?」とびっくりします。

のりをトッピングする時もただのせるだけではなく、お子さんと一緒にハート型に切ってご飯の上にのせたり、のりで顔を作ってみたりするのも喜んでくれます。

ご飯を一度お茶碗に入れてひっくり返してお皿にのせると、お子様ランチのような「カフェ風」の盛りつけもおすすめです。

このように見た目を変えることも子どもにとっては新鮮に感じます。一緒に作るのも楽しいので、ぜひ試してみてくださいね。

また、好きなキャラクターの食器を使ったり、エプロンを身に着けたりすることも食事の時間を楽しくしてくれます。ときには服をドレスアップしてみるのも良いですね。

いつもと違った小物を使ってみることでワクワク感が増し、食事の時間が楽しくて特別なものとなるでしょう。

 

 

食事の時間は生活の中で欠かせない一コマ。

何気ない一コマもお子さんと一緒に楽しむことで、毎日の食事が楽しみなイベントの一つになります。

これらのちょっとしたポイントでお母さんやお子さんの楽しい時間が少しでも増え、食への興味が高まることを願っています!

 

秋吉 瞳

日本キッズ食育協会認定トレーナ

大分県出身

 

食は体に栄養を与えるためにも大事な事ですが、心にも栄養を与えることができ、楽しく食に触れることで、日々の生活を豊かにすることが出来ると考えています。

また子どもへの食育は協調性、表現力、想像力など大事な要素がたくさん入っていて、素敵な経験になります。

これらの思いをもとに、食育活動を通して子どもや、さらに食に関して悩みを持っているお母さんたちの助けに少しでもなれたら、と思い日々活動を行っています。

 

 

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