ママハピ

寒い冬こそ外遊び!食事と運動で強い骨をつくろう!

今年は、強烈な寒波が日本にやってくることが多く、

おうちの中にこもったり、室内で遊べる施設を利用したりしている

親子さんも多いのではないでしょうか。

 

しかし、室内遊びばかりになると、少し心配なこともあります。

それは、「日光浴の不足」です。

 

 

日光浴は、強い骨を作るために、とても重要な意味をもっています。

紫外線をあびることによって、「ビタミンD」が体内で合成されるのです。

 

 

(えっ、骨には「カルシウム」じゃないの?)

 

 

もちろん、カルシウムは骨の成長にとって大切な栄養素ですが、

カルシウムを多く含む食品を食べるだけでは、骨は強くならないのです!

 

 

カルシウムを骨に沈着させる働きをもっているのが「ビタミンD」です。

ビタミンDは、魚や卵などに多く含まれている「脂溶性ビタミン」なので、

油といっしょにとることで吸収が高まります。

 

 

冬においしい「ブリ」なら、定番の塩焼きや照り焼きのほか、

唐揚げ(油少なめの揚げ焼きでOK)もおすすめです。

 

 

子どもになじみのある「サケ」なら、定番の焼き魚以外にも、

チーズやマヨネーズをかけて焼いたり、パン粉を付けてフライにするのも合いますよ。

 

 

「魚料理はちょっと苦手で・・・」という場合でも、

ごはんにしらすやちりめんじゃこをかけたり、

ツナを使ったサンドイッチやパスタなどにすると、食べやすくなりますよ。

 

 

卵は、ビタミンC以外の栄養素を含む万能食材ですので、

アレルギーがなければ、ぜひすすんで食べてくださいね。

 

卵焼きや目玉焼き、オムレツ、茶わん蒸しなどの定番料理のほか、

炒り卵にしてそぼろ丼にしたり、野菜炒めに加えるのもおすすめです。

 

 

また、プリンやシフォンケーキなど、デザートの主材料としても使われます。

(甘いものは、食べ過ぎないように注意してくださいね!)

 

 

「魚」や「卵」を積極的に食べることに加えて、

「外で元気に遊ぶこと」でも、ビタミンDがつくられます!

 

 

骨づくりに必要な栄養素を取り入れるだけでなく、運動をすることで刺激が加わると、

骨が伸びていく「骨端腺」という部分が活発に働き、 骨の成長を促します。

 

 

親子で楽しく外で遊ぶと、子どもも大よろこび!

 

 

子どもがあまり食べない・・・とお悩みの方でも、

外でいっしょに思いっきり体を動かすことを習慣にしたら、

食べる量が増えてきた!ということも。

 

 

活動量が増えることで、エネルギーを消費しておなかがすくのはもちろん、

活気が出てくることで、食べる意欲にもつながってきます。

 

 

骨の強さは、成長期の食事・運動・睡眠によって決まると言われています。

成長期の今こそ、「骨の貯金」を積み重ねていくことが大切なのです。

 

 

また、骨の成長のピークは20歳ごろで、それ以降は減る一方ですので、

ママもいっしょに外に出て体を動かすことは、

ママ自身の骨密度を維持するためにとても効果的です。

 

 

小さなお子さんであれば、お散歩でも十分です。

 

 

「ブリの唐揚げ」や「サケのフライ」などを食卓に取り入れて、

合わせて、ぜひ積極的に外で遊ぶ時間を取り入れてくださいね。

 

 

 

キッズ食育トレーナー・管理栄養士

久留 裕美子

 

【保有資格】

・キッズ食育トレーナー

・管理栄養士

・チャイルドボディセラピスト

 

 

埼玉県戸田市在住

小1・年中・2歳の3児の母。

 

 

小学校の栄養士として13年間勤務し、

学校給食の献立作成等だけでなく、食育の授業にも積極的に取り組む。

 

幼いころからの子どもへの食育の大切さを感じるとともに、

その保護者世代の食への意識を高めることも必要だと考えるようになる。

 

 

現在は、離乳食や幼児食で悩むママたちの心を軽くしながら、

必要な情報を伝えるため、離乳食や幼児食に関する講座・個別相談を行っている。

 

 

◆ブログ  http://ameblo.jp/sorairo-yumiko/

 

 

(社)キッズ食育協会について詳しく知りたい方は

HPまで・・・http://kids-shokuiku.jp/