こんにちは。
子育てという大きな仕事をしているママ達に、少しでもお役に立つことをお届けしたいと思いながら活動をしている、親業訓練協会シニアインストラクターの式場敬子(しきばけいこ)です。
今回は新学期に向けてのお子さんへの具体的な声かけのコツについてお伝えします。
「今日、どうだった?楽しかった?何してきたの?」
初めての登園後は、子どもにたくさん聞いてみたくなります。
それはママである「私」が園で子どもがどう過ごし、何を感じていたのかを知りたいから・・
だとしたら
「〇〇ちゃんが今日、どんなことをしてきたか、ママ知りたいな~。ママの見ていないところでの〇〇ちゃんのことがわかると安心なの。」というように
1.ママの気持ちを「わたし」を主語に語ること。
そして
「明日も行かなきゃだめ?」などと、子どもが不安そうなことを言ったり、気持ちが不安定なそぶりに気づいたら、
「心配なことがあるのね」と
2.子どもの気持ちをくむ言葉かけをすること。
この場合、子どもがさらに何かを言ってくることもあります。
(「行きたくない」「おうちがいい」「ママのそばがいい」などなど・・)
子どもの気持ちがわかるときは、受け入れて聞くことができますが、ママが「困ったわぁ・・」と思う時は、頭では「聞こう」と思っていても、なかなか難しいこともあります。
このような時は、ママがなぜ「困った」と思ったのか、ママの気持ちも語ることができます。
そのうえで子どもの気持ちも聞いてみて
話が平行線になったら
「二人とも困っているね・・どうしたらいいかな。一緒に考えてみよう。」と
3.お互いに困っていたら一緒に考えてみる。
ことができます。
ただし、親が「こうしてほしい」という解決策は持っていても、強引に引っ張っては公平な話し合いにはなりません。
子どもも自分なりの意見を持った一人の人格として、向き合って行く姿勢が親に求められてくるのでしょう。
子どもは身近な大人を見て育って行きます。
近くにいるママが、お手本となります。(私はこれを聞いたときは「ギョッ!」としました;;)
毎日の言葉の積み重ねが、子どもの心の安定となり、次のステップ、チャレンジに向かう踏み台となって行くのでしょう。
どのご家庭も、どうぞ暖かな心の通い合う素敵な春を迎えられますように・・・
~笑顔で「いってらっしゃい」♪~
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親業訓練協会シニアインストラクター 式 場 敬 子
□心理カウンセラー
□千葉県教育委員会「みんなで取り組む千葉教育会議」委員
□看護ふれあい学ふれあいコミュニケーションリーダー1級
□教師学インストラクター
□アンガーマネジメント キッズインストラクター
千葉県市川市在住。3児の母。
自分を「良い母」とは思えず、自信が持てなかった育児中に出会った「親業」が、自分の人生の指針となりました。
自らの実体験を基に、親も一人の人間として子どもとどう向き合って行くかを、たくさんの親達に講座や講演会を通してお伝えしています。
同時に、あらゆる人間関係においても活かせるコミュニケーションスキルを、様々な場でお伝えしています。
E-Mail: shikiba@oyagyo.jp
ホームページ: www.oyagyo.jp
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