ママハピ

子どもの栄養を考えた離乳食レシピとミルクのあれこれ(森永乳業取材)

母乳育児とミルクでの育児の違いや心配事に関する質問、ご要望の多い離乳食

とレシピについて、

森永乳業(株)ウェルネス事業部 栄養食品マーケティンググループ マネージャー

庄子さんにお話を伺いました!

 

 

 

Q. 母乳育児でないと心配という方はまだママさんに多いようですが、実際ミルクでの育児は栄養面やその後の影響はどうなのでしょうか?

(スタッフも1か月後から完全ミルクでしたが病気も少なく元気ですが!)

 

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赤ちゃんにとって最良の栄養は母乳ですが、

母乳が足りない時には育児用ミルクを上手く活用していただければと思います。

 

日本で発売されている育児用ミルクは、全て国が定める規格基準に則って製造

されています。メーカー各社では、少しでも母乳に近づけるよう研究開発して

おりますので、母乳が足りない時には安心してミルクをお使いください。

 

森永乳業では、最新の母乳研究の成果を基に栄養成分の量とバランスを母乳に

近づけたミルクを製造しています。中でも、初乳に多く含まれるラクトフェリン、

日本人の母乳と同じ割合で配合しているDHAとアラキドン酸、母乳育ちと

同じような便になるように配合した3種類のオリゴ糖は森永乳業が特にこだわった

栄養成分です。

 

 

Q. 母乳育児や離乳食で不足しがちな栄養ってあるのでしょうか?

 

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母乳はお母さんの血液から作られますので、お母さんご自身がバランスの良い食事

を摂って、母乳を通じて赤ちゃんに栄養を届けることが大事です。

 

離乳食では、月齢にあった食材をバランスよく食べさせることが大事ですが、

3回食が摂れるようになる1歳前後では、生まれた時にお母さんからもらった鉄分

(貯蔵鉄)が減り、「鉄欠乏性貧血」となる恐れがあります。離乳食で鉄分の

多い食材(ほうれん草やレバーなど)を意識して使いましょう。

 

お子さんによっては、遊び食べや食べムラなどで思うように離乳食を食べて

くれない場合もあると思います。その時は、1歳未満では育児用ミルク

(「森永はぐくみ」「森永E赤ちゃん」など)や、1歳以降ではフォローアップミルク

(「森永チルミル」など)を上手に活用してください。

 

フォローアップミルクは、育児用ミルクとは違い、1歳以降に不足しがちな鉄分、

カルシウム、DHAなどをバランスよく配合しているミルクです。お湯やお水で

よく溶けますので、そのまま飲ませてもいいですし、ココアなどを混ぜると

お子さんも喜んで飲んでくれると思います。離乳食が完了するまではシチュー

に混ぜるなど食事に足すこともよいでしょう。

 

 

 

 

Q. おすすめの離乳食レシピを教えてください。

 

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弊社の育児情報サイト「はぐくみ」でご紹介しているレシピで人気のメニューをご紹介します。詳しい内容はリンク先をご覧いただければと思います。

 

①5~6ヶ月・7~8ヶ月

かぼちゃミルクスープ

http://www.hagukumi.ne.jp/recipe/0051.shtml

 

②9~11ヶ月

オムライス

http://www.hagukumi.ne.jp/recipe/0450.shtml

 

③12ヶ月~

チルミル朝食パンケーキ

http://www.hagukumi.ne.jp/recipe/season/1201/recipe3_4.shtml

 

 

Q. 子育てを頑張っているママさんたちにメッセージをお願いします!

 

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私も3人の子供がいて毎日がお祭り騒ぎのような状態ですが(笑)、妻と意識している

のは“育児を楽しむ”ことです。子どもはあっという間に成長していきます。

時にはしんどいなと感じることもあると思いますが、お子さんと関わる時間を

大事にしてください。

 

あとは、育児の悩みは一人(一家族)だけで抱え込まず、周りのサポートも

お借りしながら解決していってください。弊社では「エンゼル110番」という

無料の電話相談サービスを提供していますので、どうぞお気軽にご利用ください。

 

【エンゼル110番】

 0800-5555-110(フリーダイヤル)

(受付時間):月曜~土曜 10:0014:00(日曜祝日・年末年始を除く)

*フリーダイヤルがご利用できない場合はこちらにお電話ください:046-259-8951

 

 

 

貴重なお話をありがとうございました!!

 

ママハピ事務局

2017年5月17日