秋真っ盛り。リクルートスーツの学生を見る機会も大分減ってきましたね。初々しい学生を見て過去の自分を重ね、就活をして、新卒で入社して、数年勤めて…その経験って、仕事を辞めてママになったらもうなくなっちゃうのかな…そんなモヤモヤとした不安を抱える方、多いのではないでしょうか。
そんな声にお応えして、【ジョブシェア】という新しい働き方を提供されているKDDIグループ（株）エボルバジョブシェア 営業第一グループ グループ長の遠藤氏にお話しを伺って来ました！
Q,そもそも【ジョブシェア】ってなんでしょうか。
一つのお仕事（ジョブ）を2～3名の複数名で分担（シェア）する働き方です。
フルタイムの方が行う仕事を、複数の方で行うことで、週5日勤務ではなく、
週2～3日勤務が可能となります。※配属先によっては短時間勤務の組み合わせも可能。
Q,普通のパートとは違うのでしょうか。
今までフルタイムの仕事と思われていた事務職や、経験・知識・スキルを活かしたお仕事が多いのがジョブシェアの特徴であり、パートタイムとの大きな違いかも知れません。又、人材派遣という働き方ですので、専属担当者が皆様をサポートする点も特徴だと思います。
Q,引き継ぎやコミュニケーションはどうされているのでしょうか。
専用の引き継ぎノートを使ったり、メールを使って引き継ぎをしたりしています。
その日毎にタスクが発生する業務では引き継ぎの必要がなかったりもしますので、配属先によって、より良い方法で行っています。既に働いているスタッフさんも仕事に支障なくコミュニケーションが取れていますので、安心してお仕事をして頂いています。
Q,ジョブシェア最大のメリットとは？
「希望職種で希望勤務条件のものが初めて見つかった！」というお声はとても多くいただきます。
特に主婦の方はオフィスワークで週2～からという条件でお仕事を探されている方が多いのですが、まだまだ世間一般ではこのようなお仕事が少ないのが実情です。
あとは、お子様の学校行事等と出勤日が重なった時、チームで助け合ってお休みを調整できるというのもジョブシェアだからこそではないでしょうか。
Q,ジョブシェアが生まれた背景とは？
子育てや介護の負担、健康の理由などから、フルタイムでの就業が困難だけど、条件があうお仕事があれば是非、働きたい方は全国で約300万人にのぼるといわれています。しかし、採用する側の企業はフルタイムの就業を求める傾向があり、制約がある中でも働きたい求職者のニーズとのギャップがなかなか解消できていませんでした。
働き手が減少していく中で、企業もどのように、働き手を確保していくかが経営課題の大きな一つとなっています。私達の長年のノウハウと経験を活かし、複数の方で出勤日シフトを調整できるジョブ・シェアリングを企業と一緒になり、定着させていくことで、新たな雇用を創出することが出来るのではないかと考えたのがきっかけです。
Q,実際に活躍されている方はどのような方が多いのでしょうか。
9割以上が女性です。年齢層は20～60代前半と幅広く、お子様がいる方は3歳～成人されている方までやはり幅広いですね。ご結婚する前までは事業会社に勤めていて、お子様が生まれてからはパートや専業主婦をされていて、少し子育てが落ち着いたからオフィスワークに戻りたい、という方が多いです。
Q,お仕事内容はどんなものが多いでしょうか。
一般事務・経理・営業アシスタントなどのあまり経験を必要としないものから、財務・経営企画など専門的な知識が必要な職種まで様々ですが、圧倒的に事務系職種が多いです。テレフォンアポイントなどの内勤営業や営業職は少ないですね。
Q,中には事務職未経験の方もいると思いますが、そのような方でも活躍できますか？
もちろんです。ExcelやWordなどの基本的なofficeソフトが使えれば、活躍の場は十分あります。お仕事をしていない期間でも、保護者会やPTA、地域活動などでパソコンを使っていれば、それは強いスキルとして活かせることをお伝えしたいです。
いつかは働きたいけど、条件に合う仕事がない。自分に自信がない…。という方でも、勇気を持って一歩を踏み出せば、活躍の場はすぐ近くにあるということを認識できる、とても素敵な働き方ですね！
もっとジョブシェアについて知りたい方、早速働きたい方はこちらから
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