ママハピ

子ども達がもたらす幸せな瞬間

チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

8月は、私がやっているお教室にも短い夏休みがありますが、サマープログラムといういつもとは違うイベントを行うことがあります。美術館やプラネタリウムへデイトリップに行ったり、流しそうめんをしたり、クッキングやお泊まり会などもしています。
そのクッキングを行った日の出来事です。
その日のメニューは餃子だったので、3歳~5歳までの子ども達がみんな思い思いにタネを皮で包んでいました。すると5歳になる男の子が、餃子を包みながら鼻歌を始めたのです。私はその光景がとても嬉しくて「鼻歌をしながらお料理を作ると、楽しい気持ちがお料理にも入って美味しくなるのよ~」と話しをすると、今度は他の子ども達も鼻歌を始めたのです。一瞬とても和やかな空気になったので、子ども達の様子を見守っていると面白いことに気がつきました。3歳の子どもは、鼻歌に一生懸命になると餃子を包む手が止まってしまいます。

 

そこで、「●●ちゃん、手が止まっているよ~」と声を掛けると慌てて包みだしますが、今度は鼻歌が止まります。なので「お歌は歌わないの?」と声を掛けてみるとまた手が止まってしまうのです。何度かそのような声を掛けてみたのですが、やはり3歳にとって同時に2つの事を進めるのは難しいのですね。一方で4歳の子どもはかろうじて鼻歌を歌いながら餃子を作ることが出来るのですが、鼻歌の音程がめちゃくちゃになったり声が小さくなったりと、どちらも満足というわけにはいきませんでした。

 

そんな光景を想像してみてください、なんとも微笑ましい光景だと思いませんか?
私にとってそういった子ども達の姿は、何物にも変えがたい愛おしい姿です。それと同時に改めて子どもの身体の発達を目の当たりにした瞬間でした。
日常生活の中では、忙しさに負けてそんな瞬間も見落としがちになっているかもしれませんが、必ず子ども達が身体も心も発達し成長する瞬間が、初めて言葉を発したときのように出来なかったことが出来るようになる瞬間が、その年齢ごとにあるのです。
これからも子ども達のそんな瞬間を見逃さないように、子ども達との時間を存分に楽しんでいきたいと願っています。

 

 

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以上
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

 

 

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