ママハピ

スイミング更衣室の親子あるある!からの子育て考

週1回、小1の次男をスイミングに送り迎えしています。今は次男だけですが、長男の時からなので、この送り迎えはかれこれ5年。

レッスンの時間が終わると、更衣室にはママたちが数人待機して、こどもがプールから上がってくるのを待っています。

ワイワイと戻ってきたこどもたちが、ひしめき合って着替えをします。

なんとまあ、にぎやかな。

水着は飛ぶわ、パンツは落ちてるわ、歌って踊るわ・・・

こどもはこんなことも楽しめる!?楽しみの天才。

そんな場面を想像できるママは多いと思います。

 

 

その中で、いつもちょっと違和感を感じる親の行為。

ママ同士で楽しくおしゃべりしながらこどもたちの着替えを手伝いますよね。

それはあります。

違和感を感じるのは、そのママの手とこどもの動き。

 

ママは他のママに顔を向けておしゃべりしています。おしゃべりしながらも、手がテキパキ動いているんです。

さすがママ!

同時にこどもの着替えをちゃっちゃと進めている。正確には・・・進めてしまっている。無意識に。

こどもはというと、手を万歳にして立っています。タオルでがしがしと拭かれ、ママが両手で広げたパンツにかた足ずつ入れる。足先を出すと、靴下が自動でスルッスルッ。

ママは・・・おしゃべりも着替えも怠らないものなんです!(笑)

おしゃべりも着替えの手伝いも、何も悪くありません。むしろ、いくつものことを同時にこなせてしまうのは、女性の性でもあります。

 

違和感を感じるのは、「無意識に」行う親の手助けが、こどもの可能性を摘んでしまっているかもしれないこと。

 

 

もちろん、こどもにも気持ちのムラがありますよね。できる日とできない日がある。甘える日もある。そしてママにもムラはある(笑)!?都合もある。時間の制約もある。

でも、基本的にはこどもが一人でできることをひとつずつ増やしてあげるために、見守る立場でいたいものです。

 

 

急いでいる。でも自分でできるようになってほしい。でも、時間はかけられない。

もしもそんなとき、おすすめのテクニックとは・・・?

 

文中image1_志田ちほ

 

こどもに‘選択肢’を与えること。

 

「自分でやる?お母さんが手伝う?」「これはやってみる?」「ここはやろうか?」

そして、たまには「お母さんがやってもいい?」と先手を打つこともありです。

お互いに意思を確認したうえでならば、親もこどももうまくいくのです。

こどもは時に自立し、時に甘えて、結果として心も満たされ自信を持つことができます。

親は、こどものできることを認め、貴重な時間もイライラせずに待つ心が生まれます。

 

これは、私が会社勤めをしていたころに、とにかく1秒を争っていた朝の時間に使っていたテクニックです。

朝から、これはどうする?あれはどうする?と質問攻めの日も多くありましたが・・・(笑)特に2~3歳ごろの「自分でやりたい~っ!!」と言う(こどもが怪獣に見えた!?)あのころには、とても有効でした。

「自分でやる?お母さんが手伝う?」

 

先に手を動かしてしまいがちな忙しいテキパキママさん。ぜひ手の前に、先に言葉をかけることを試してみてください。

こどもがたくまし~い存在に見えたりして、きっと新しい成長に触れることができますよ。

 

 

志田ちほ

 

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■マスターライフオーガナイザー

(ライフオーガナイザー入門講座 協会認定講師)

■レジデンシャルオーガナイザー

(新築・リフォーム前オーガナイズ講座 協会認定講師)

■説明力メディエーター

(説明力養成講座 協会認定講師)

■キッズ作文トレーナー

(キッズ作文トレーナー養成・キッズ作文教室講師)

■あおばくらしオーガナイズ主宰

(新築・リフォーム前 収納&動線計画アドバイス)

 

・あおばくらしオーガナイズHP

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・ブログ「あおばのくらし ゆるくら術」

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