こんにちは♪
ママが「ホッ」と安心できる気持ちを大切にしたい♡親業訓練協会シニアインストラクターの式場敬子(しきばけいこ)です。
子どもが産まれるときは「とにかく元気で産まれてくれれば・・」
そして、赤ちゃんの時は、成長の一つ一つが喜び!(まさに「這えば立て立てば歩めの親心」の心境です。)
そして子どもが成長してくると共に
「学校に入る前にこれぐらいのことが出来ていなければ・・」
「基礎学力は今のうちにつけておかなければ・・」
「体を動かすことも大事だし、音感を感じ取る機会も考えなくては・・」
などなど、どんどんやることは出てきて
親としての願い、希望も膨らんで行きます。
私も子どもたちには、習い事にも行かせたし、いろいろな体験をする場所に連れて行きました。
子どものスケジュールは、私のスケジュールとほぼ同期(!)していて
毎日、何かしら送り迎えがあり、「今日はこれこれの日」と決まっていました。(私が決めていたのかも・・;;)
いつか次女が、学校の帰り道のことをこんなふうに言っていました。
「どぶの横のコケをほじったり(ワッ!エンガチョ!)、アリンコの行列を友達と追っかけて行ったり(だからいつまでも帰ってこなかったのか・・)あの頃はホントに楽しかったなぁ・・(次女はもう成人しています)」
学校が終わって、子どもなりに自分の時間を過ごしながら帰ってきていたのでしょうね・・
それなのに私ときたら、子どもが帰宅すると「手洗いうがいして!」に始まって、次々と私が決めたスケジュールに合わせて急かしてばかりいたなぁ・・(反省・・;;)
私達大人も、家に帰ってくるとホッとした気持ちになります。(帰ってすぐにやることがいっぱい!という時もありますが・・;;)
こんな時、子どもの「ホッ」を受け入れる状態に自分がなっているといいですよね。
親が自分自身の心の状態を整えておくこと。そのために何ができるでしょう・・?
お腹が空いていたり、寝不足だったり、疲れていたりすると、相手を受け入れることは難しそうです。生理的な欲求はまず第一です。
その他に自分が「いい状態」になっているには、どんなことができるでしょう・・?
人それぞれ自分なりの方法があるかもしれません。
親業のプログラムを開発した、トマス・ゴードン博士は
「自己受容(自分を受容すること)と他者受容(他人を受け入れること)には深いかかわりがある。」と言っています。
自分を認め、受け入れる方法・・いくつか持っているといいですね☆
私は・・
おいしいものを食べること、寝ること。(これは本能!)
それと、人と話すこと。(家族や友人。率直に話せる大切な人たちと。)
それから人に肯定的な言葉かけをすること。
「(家族に)これ、やっておいてくれたんだ!わー助かる~!」
「(職場で)あなたの隣の席だと何だか気持ちが落ち着くんです。」
「(宅配の人に)雨の中、届けてくれてありがとうございます。」
「(久しぶりに会った同級生に)今日はお話ができてよかった。また昔話しよう。同じ思い出があるから楽しいね。」
「(仏壇に)今日も見守っていてくれてありがとう。おかげで家族みんな元気でやっています☆チンチーン♪」
こうやって書いてみると、なんだか一人調子に乗っている感じもしますが;;
ただ、何か思ったその時に、肯定的な言葉を言う自分に対しても肯定的になったりもします。
大事な家族みんなが気持ちよく過ごすこと☆
日常の中の自分の小さな言葉かけから始めることができるのかもしれません。
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親業訓練協会シニアインストラクター 式 場 敬 子
□心理カウンセラー
□千葉県教育委員会「みんなで取り組む千葉教育会議」委員
□看護ふれあい学ふれあいコミュニケーションリーダー1級
□教師学インストラクター
□アンガーマネジメント キッズインストラクター
千葉県市川市在住。3児の母。
自分を「良い母」とは思えず、自信が持てなかった育児中に出会った「親業」が、自分の人生の指針となりました。
自らの実体験を基に、親も一人の人間として子どもとどう向き合って行くかを、たくさんの親達に講座や講演会を通してお伝えしています。
同時に、あらゆる人間関係においても活かせるコミュニケーションスキルを、様々な場でお伝えしています。
E-Mail: shikiba@oyagyo.jp
ホームページ: www.oyagyo.jp
facebook twitterも開設しています。
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親業について詳しく知りたい方は、協会ホームページをぜひご覧ください。
親業訓練協会HP:www.oyagyo.or.jp