ママハピ

「学校に行きたくない!」夫と意見が分かれる時はどうしてる?

こんにちは。
育児で悩むママのこころを軽くする、子育てカウンセラーの松丸飛鳥です(*^-^*)

 

寒い日が続いていますが、子どもは元気ですね。
わが家の娘はショートパンツに短い靴下で遊びまわっています!
見ている私が寒くなってしまいます…(笑)

 

先日の事、小学校3年生の娘が「今日は学校へ行きたくない」と言いました。
実はある出来事があり、私が娘を強く叱ったことが原因でした。

 

 

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布団にくるまったまま「今日は学校に行かない!」大泣きしている娘に
「学校に行きたくないんだね」と言って、おうむ返しで話を聞きました。

 

 

 

【学校へは行くべき】

 

私たちはそれぞれ、「~べき」「~ねば」と強く思っている
マイルールと呼ばれるものを持っています。
このマイルールが誰かに侵された時、私たちは怒りを感じると言われています。

 

さて、特に具合が悪いわけでもない、
「今日は行きたい気分じゃない」という場合、学校を休むことはOKですか?

 

私の中に「学校には行くべき」という強いマイルールはないので、
娘が学校を休む事に対しては否定的な気持ちはありませんでしたが、夫は違いました。

 

「大した理由もないのに休むな!学校へ行きなさい!」そう言う夫に対して、
この状況でそれを言うなんてヒドイ!今度は私の怒りセンサーが反応しました。

 

夫の中には「理由がない場合は学校を休むべきではない」の強いマイルールがあるようです。
一方、私の中には「無理やり学校に行かせるべきでない」というマイルールがありました。

 

 

みんなそれぞれ違うマイルール「べき」を持っているんですよね。
それ自体に良いも悪いもありません。

 

こんな時、自分の持っている「べき」と相手の持っている「べき」
どちらが正しいかを決めようとすると、険悪になったり喧嘩になってしまう事が多いのです。

 

 

クリスマスパーツ

 

 

 

【大切なのはその違いに「気づく」こと】

 

私はこんなマイルールを持っているんだな。
相手は~~なマイルールを持っているんだな。

 

私は自分がどんなマイルールを持っているかに気づくだけでも、
スッと気持ちが落ち着くことが増えました。

 

この時、夫のマイルールは分かったけれど、
大泣きしている娘を無理やり着替えさせ、玄関の外に出す事は私はできません。
ついつい私もヒートアップしてしまいます。

 

夫と少し話をしてみると、

 

「理由がないのに休むべきじゃない!」
「義務教育だよ、行くべきだし、行かせるべきだ!」

 

こんな答えが返ってきました。

 

そっか、義務教育だから行くべきって思うんだね。
私は学校へは行った方がいいとは思うけど、
絶対に行かなきゃいけないとは思ってないんだ。

 

何回かこんなやりとりをしていたら、夫から
「社会復帰できなくなる」という言葉がぽろっと出来ました。

 

それを聞いて、
あぁ、夫の「学校へ行くべき」の下には「不安」という気持ちがあるのかな。

 

それまでの会話から、
こんな事で休ませたら癖になるんじゃないか、
このままずっと行かなくなったどうしようという不安が、
「行け!」という言葉になって出てきているのかなと感じました。

 

「行け!」という言葉だけを受け取ってしまうと、ヒドイ!”って感じてしまうけど、
親として、娘が登校拒否や引きこもりになる事が心配で不安なんだなって思ったら
根底には『愛』なんだな…ということに気付きました。

 

 

③

 

 

一方私の「無理やり学校に行かせるべきではない」の根っこには、
無理やり行かせることで、娘を悲しませたくない、
一番の理解者でいたいのに、信頼関係が崩れそうで不安。
これも、娘を愛しているから。

 

夫も私も、持っている「べき」は違うけれど、
その根底には同じ娘を思う気持ちがあることに気づきました。

 

するとそれまでヒートアップしていた気持ちは少しずつ落ち着き、
「そっかぁ、そう考えると不安だなって思うよね」と伝えることが出来ました。

 

最初は「行け!」と言っていた夫ですが、
夫の職場で娘を見ていてくれることでOKがもらえました。
(私はその日は外せない仕事で、家で娘と過ごすことができないため)

 

夫は自分の思い(本音)を知ったことで、休む娘を受け入れてくれたのかなと感じています。

 

自分の本音に気づいたり、相手の本音を知ることが出来ると、
それまでの怒りは少しトーンダウンしてくると言われています。

 

 

④

 

 

夫婦ですが、他人です(^-^)
長年一緒にいても、お互いがどんなマイルール「べき」を持っているのかは意外と分からないものです。

 

外側からは見えないから分かりにくいし、衝突してしまうんですよね(^^;
そんな時は、そこにはどんな「べき」があるのかな?
探ってみると、今までは気づかなかった自分の本当の思いや、
相手の中の見えなかった善意に気づくことがあるかもしれません(*^-^*)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

松丸

こんにちは。

子どものこころのコーチング協会インストラクターで、褒めるでも叱るでもない、勇気づけの育児実践中の松丸飛鳥です。

3歳・8歳の子どもを育児中の現役ママです。

 

今、育児が辛いと感じているママ。

または、もっと子どもとの関係を良くしたいと思っているママ。

ちょっとしたコツで育児はグンと楽になります。

 

楽になると、気持ちに余裕が生まれ、子どもと過ごす時間を楽しめるようになり、ママも子どもも笑顔が増える良い循環が出来ます。

その最初の一歩を踏み出してみませんか。

もう一人で悩まないで大丈夫、一緒に考えていきましょう。

何を話してもOK、安心・安全な場所を作ってお待ちしています。

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子どものこころのコーチング協会 インストラクター
ヒューマンギルド認定 SMILE(スマイル)リーダー/ELM勇気づけトレーナーブログ
松丸飛鳥
ブログ:http://ameblo.jp/nomunomu-pine
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