こんにちは。
子どものこころのコーチング協会インストラクターで、褒めるでも叱るでもない、勇気づけ育児実践中の松丸飛鳥です。
先日行った、子育てセミナーでも話題に上がった、子どもの宿題問題。
『子どもを怒ってしまう時は?』 の問いかけにいつも上位に入るのが、宿題問題です。
お子さんの宿題問題で頭を悩ませているママがとっても多くて、関心度が高いことがよく分かります。
さて、この週末は三連休でしたが、お子さんの宿題はいかがでしたか?
これは以前のわが家での出来事ですが、「宿題が終らない!ママがやって!」と娘が言う事がありました。
連休は散々遊んで、明日から学校!という日の夜になって、子どもがこんなことを言ってきたら・・・
宿題をママがやったら意味ないでしょ!
こんな時間になってから始めるのがいけないんでしょ!
ハイ、これは以前の私です(^^;
「自分がこの時間まで宿題を放置したんだからしょうがないでしょ!自分で責任取りなさいよ!」
子どもの言い分は聞かずに、こんな気持ちで言い返していました。
宿題はやるべき。
宿題をやらないなら、自分で責任を取るべき。
こんな「~~べき」が私の中にあったんですね。
「宿題、終らない!ママがやって!」という娘に、まずはおうむ返しで話を聞いてみました。
「宿題をやってほしいんだね」
すると、娘から意外な一言を聞くことが出来ました。
「うん!分からないところがあったら手伝ってほしいの♪」
これには私もビックリしました(笑)
「ママがやって!」には「手伝ってほしい」という意味が隠れていたんです!
なんとまぁ、分かりにくいこと!!(笑)
宿題をやり始めてみたら、分からないところはなく、結局全部自分で宿題を終えていました。
何事もなく終了したのですが、もし最初に否定的な言葉をかけていたら・・・
「今すぐって言ってないじゃん!」
「もういいよ、ママには言わない!」こんな風に喧嘩になっていたかもしれません。
以前こんな事もありました。
プリントの宿題が有名な、某学習塾。
「宿題、もうやりたくない!」と娘が言った時に、おうむ返しで話を聞いたところ、
「ママが隣にいてくれないから、宿題をやりたくない」という娘の本当の気持ちを知る事が出来ました。
そんな事で??と思いましたが、それならばと隣に座って本を読むことにしたら
あっという間に宿題のプリントを終わらせたこともありました。
「宿題やりたくない!」
言葉は一つだけど、その意味は子どもによって、その時の状況によって違うことがよくあります。
私たちは、つい言葉の表面だけで判断して、次の言葉を子どもに投げてしまうこがよくあります。
でも、子どもの話をじっくり聞いてみるとこんな風に違う気持ちが見えてきたります。
【言葉の後ろに隠れている本当の気持ちを探ってみる】
おうむ返しで話を聞くと、“子どもの耳が開く”と言われています。
『ママは話を聞いてくれる』という安心感から、子どもは本音を話しやすくなるんですね。
本音を聞くことが出来たら、「言い訳はいいから宿題やりなさい!」と争う事なく、
具体的な解決策が見つかるかもしれません。
または子どもは聞いてもらえた安心感から、自分で解決するかもしれません。
子どもが「宿題やりたくない!」と言った時は本音を聞くチャンス!
その言葉の後ろにある“子どもの本当の気持ち”を探ってみてはいかがでしょう。
思いもよらない本音が聞けるかもしれません(^-^)
こんにちは。
子どものこころのコーチング協会インストラクターで、褒めるでも叱るでもない、勇気づけの育児実践中の松丸飛鳥です。
3歳・8歳の子どもを育児中の現役ママです。
今、育児が辛いと感じているママ。
または、もっと子どもとの関係を良くしたいと思っているママ。
ちょっとしたコツで育児はグンと楽になります。
楽になると、気持ちに余裕が生まれ、子どもと過ごす時間を楽しめるようになり、ママも子どもも笑顔が増える良い循環が出来ます。
その最初の一歩を踏み出してみませんか。
もう一人で悩まないで大丈夫、一緒に考えていきましょう。
何を話してもOK、安心・安全な場所を作ってお待ちしています。
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子どものこころのコーチング協会 インストラクター
ヒューマンギルド認定 SMILE(スマイル)リーダー/ELM勇気づけトレーナー
松丸飛鳥
ブログ:http://ameblo.jp/nomunomu-pine
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