ママハピ

『暮らし』という言葉の語源から・・・

こんにちは!チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 

新年も明けてだいぶ経ちましたが、本年も皆さんとの繋がりがより広まっていきますように、様々なテーマで発信をさせていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

さて2017年年始、少しゆっくりとした時間の中で、ふと「暮らし」と言う言葉について調べて考えてみました。思えば、私自身は「仕事」と「暮らし」をあまり別々に考えることなく過ごしてきたように思いますが、周りのワーキングマザー達が時間に制限がある中でやらなければならないことに追われていて、「仕事」と「暮らし」のやり繰りの大変な様子を見ていて、ふと「暮らし」ってなんだろう?と思い立ったという経緯がありました。

 

皆さんはご存知ですか?「暮らし」とは“日が暮れる”のと同じ字を使います。それは、日が暮れるまで、要は暗くなるまで、何か用事をするということが語源のようです。つまり、今の時代のように電気がない時代にできた言葉で、日が当たっている間が「暮らし」の時間、ということなのかもしれませんね。

 

本来は活動的ではない夜に、余計なことを見たり聞いたりしゃべったり、しなくてよい喧嘩や心配事が増えたり、そんな思いをしたことはありませんか?

 

年始にそんなことを考えていたら、なんだか日が暮れて暗くなったらそんなにいろいろ頑張らなくても良いのかな、なんて思ってしまいました。やらなくてはならないことは早めにさっさと済ませて、夜はできるだけゆっくり過ごせるように時間の使い方を見直す、いい機会かもしれないですよね。

 

これから春に向けて少しずつ太陽の出ている時間が長くなっていきますが、その限られた時間で何をするのか?家族や友達、周りの人たちとの対話や、時には喧嘩もあるかもしれませんが、共に過ごす時間を充実した時間にできるように、質の高い時間を意識して創っていかれるといいなと思っています。

 

働く人の中からも、朝方の時間で動くようになって調子が良いという話をよく耳にします。年頭に想いを寄せたこの「暮らし」という言葉の意味を大事に、気持ちに余裕を持って益々楽しむ一年にしたいと思います。
皆さんにとっても、是非有意義な一年となりますように。

 

 

 

チャイルド・ファミリーコンサルタント
山本直美

山本直美

 

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