ママハピ

ママには苦しい、ダメだし食育「号外 節分豆でゴリゴリ遊び」

 

 

前回は、

ママには苦しい「ダメだし食育1~お料理得意じゃないんだけれど・・・」を書かせていただきました。たくさんの反響をいただき、ありがとうございました。

 

 

「食べる」ということを、味とか栄養とかだけではなく、楽しいっていう見方であまりみていなかったので、少し気分が楽になりました。などのメッセージをいただきました。

 

 

ありがとうございます!とっても嬉しいです!

 

 

さて、せっかく食べものに「楽しい」感覚を、子どもたちにもママたちにも、見つけてもらいたいと思ったので、今回は、号外として「節分豆でゴリゴリ遊び」をご紹介します。

 

 

 

散らかるのが、気になってしまう方は、100円均一でレジャーシートを買って、レジャーシートの上でやってみてください。

 

 

2月3日の節分で余ったお豆。

 

 

まだ余っていて、どうしよう~って思っている方のお話がありましたので節分豆をレシピにしていますが、もし、なくなってしまった場合は、大豆をフライパンで弱火で10~15分くらいゆっくり煎ってください。

 

IMG_7535

 

煎っている時の、音や香り、皮の様子などをお子様と見ていると、とっても面白いですよ。

 

 

さて、この煎り大豆を使って・・・

 

 

すり鉢 と、 すりこぎ を使って、ぜひ「黄な粉」を手作りしてみてください。

 

 

すり鉢やすりこぎを、見たことがないお子様も多くなっていますが、ぜひこの機会に使ってみてくださいね。(今は、小さく気軽に買えるものも売っています。ただ、小さいお子様が小さなすり鉢を扱うのは少し難しいので、大きなものがあれば、ぜひそちらを使ってあげてください。すり鉢は、ママやパパが支えてあげてくださいね。)

 

 

まずは、すり鉢の下に、濡れ布巾をセットして、すべらないようにします。

(こういった小さなことが、実は子どもが楽しめるポイントです。)

 

 

節分で余った大豆を、すり鉢に入れ、ゴリゴリ。

最初は、なかなかできない。

どうしてできないのかなぁ。

あれ~、お豆が飛んで行っちゃった!

 

 

そんなことを思いながら、ゴリゴリゴリゴリ。

 

 

音、香り、感触、いろんないろんな発見があります。

 

 

最後は、ママが仕上げないと難しいとは思いますが、やみつきになって、いつまでもやっているお子様もいらっしゃいますよ。

 

黄な粉ができたら、まずは、お砂糖を入れずに味をみてください。

あれ?変な味という子もいれば、香ばしさになめたがる子もいます。

砂糖を追加して、おいしい黄な粉!

 

suri

 

せっかくできた黄な粉。

小さく切って茹でたお餅にからめてもいいのですが、そこでもう一回、モチモチ体験。

 

炊飯器のごはんを、水にぬらしたボールに入れて、

先ほどのすりこ木で、ペタペタ、トントンしてみてください。

(この時も、下にはぬれ布巾を。)

 

 

すると、ごはんの粒が、つぶれていきます。しだいに、粘り気が出てきます。

 

 

粘り気が出てきたら、手を濡らして、お団子に。

 

 

ごはんで、お団子を作って、黄な粉をかけて・・・。

 

 

子どもには遊びですが、立派なおやつができあがります。

 

 

土曜日や日曜日の昼間、時間がある時に、パパとお子様の遊びにしてもいいかもしれません。

 

 

食べものって、おいしいし、楽しい!

 

 

そんな思いが、食べるのが好きな子を増やします。

 

 

 

 

 

 

さとう りさ

 

DSC_0280

 

  • creative&logical&happyな食育お料理教室HappyFood代表
  • 食育から生きる活きるを創る~Creative食育研究所 所長
  • 一般社団法人子育てマイスター協会 Managing Director
  • 一般社団法人味育協会 MIIKU(味育)マスター認定講師
  • 私立中学高校の魅力を伝えるキャンパスビジュアルマガジンSCHOOL副編集長

 

「食」と「子ども教育&おとな教育」をテーマに活動しています。「食の力を借りて、子ども達の生きる力を育てるためのプロジェクト」を・・・。また、人事教育分野でのコンサルティング経験と、幼い頃からの食経験を活かして、様々なプロジェクトに携わってきました。数々の飲食店の立ち上げ、商品開発、スーパーのコンサルティング、そこに携わる方々の研修など。現在は、0歳からの幼児教育分野、私立中高の学校取材やキャリア教育を通じて、未来につなぐ力のお手伝いもしています。

 

フェイスブックは、www.facebook.com/lisa.i.kobayashi

HappyFoodフェイスブックページは、www.facebook.com/HappyFoodLisa/

 

 

 

▼過去の記事

ママには苦しい「ダメだし食育1~お料理得意じゃないんだけれど・・・」

「おいしい」の笑顔をママから~お腹をすかせる経験2

子どもの「お腹をすかせる体験」を奪っていませんか?